04/12/10 01:02:03 tzXGhSrI
CIA、チャット監視プロジェクトへの資金提供が明るみに
CIA(米中央情報局)が、テロ対策の一環として、インターネットの
チャットを監視する連邦プロジェクトにひそかに資金提供していたことが、
新たに公開された政府文書から明らかになった。
同文書によると、CIAは2003年4月に「先進技術を用いてテロリズムと戦う
新しい能力を開発する」目的で、一連の研究プロジェクトに資金提供するこ
とに合意したという。この研究プロジェクトの1つが、ニューヨーク州トロ
イのレンセラー工科大(Rensselaer Polytechnic Institute)で進められて
いるものだが、同大学は、チャットルームにおけるユーザーの振る舞いを自
動的に監視し、プロファイリングすることを研究テーマに掲げている。
このプロジェクトの費用は、米国科学財団(NSF)からの研究資金で賄われ
ているように見せかけられているものの、CIAの幹部らが研究補助金の提供先
選定に関与していたという。この事実は、電子プライバシー情報センター
(EPIC)が入手したNSFとCIAの契約書から明らかになったもの。
CNET News.comではこのほど同文書を目にすることができた。
NSFのプログラムディレクター、Leland Jamesonは米国時間24日、CIAとの
2年間の契約について、2005会計年度にはおそらく更新されないと語った。
「おそらくCIAに協力することはもうないだろう。彼らはすでに別の事柄
に取り組んでいると思う」(Jameson)