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Kyoto Shimbun 2006年10月23日(月)
医療用の新画像技術開発、実用化へ
京大とキヤノン 共同プロジェクト
京都大とキヤノンの関係者が参加して開かれた共同プロジェクトの発足会(京都市左京区・京大芝蘭会館)
次世代の医療用生体画像(バイオイメージ)技術の開発と実用化に向けた京都大とキヤノンの共同プロジェクト「高次生体イメージング先端テクノハブ」の発足会が23日、
京都市左京区の京都大芝蘭会館で開かれ、関係者約90人が参加した。
尾池和夫京大総長は「プロジェクトの目標を達成するには、医学や工学、情報学などを融合する必要がある。
京大が蓄積した科学技術の『知』を社会が要請する価値に転換し、新しい学問分野の拠点を目指したい」とあいさつ。続いて、プロジェクトリーダーの西本清一副学長らが概要やスケジュールを説明した。
同プロジェクトは、文部科学省のプロジェクト「先端融合領域イノベーション創出拠点の形成」に採択された。京大に「生体分子機能解析」「分子プローブ合成」「生体情報画像化」など5つの研究グループを設置し、
キヤノンの研究者も加わって10年後の製品化を目指す。
さらに、人材育成のため医工学分野の大学院新設も検討する。
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