05/12/04 23:48:14
10~20代
適当に暮らしていても、親もまだ現役世代なのでまだまだパラサイト可能。
夢がある、ノーベル賞を目指しているなどといいつつ、同年代の社会人に比べると
たいした苦労もなく、勉強だ!研究だ!学会だ!と気ままな生活を送る。
皆生きるために必死で働いているという事を全く理解できていない。
20~30代
同級生たちは中堅どころ。自分はまだまだ浮草、ポスドク生活。
ただ、親が退職した頃から生活費が苦しいことをリアルに感じ出す。
ポストもあるわけも無く改心していざ職に就こうにも年齢制限、職歴なし、
実務能力ゼロで全て書類落ち。面接にも漕ぎ着けられない。ようやく現実を知る。
身分に差がつき始め、恥ずかしくて友人の結婚式や同窓会に出席できなくなる。
30~40代
社会人の同級生はぼちぼち管理職となり月収も増え、
ボーナスの額に一喜一憂するが、自分の時給は20代の頃と変わらない。
それどころか、体力は衰える一方なのに、仕事は日雇バイトで、相変わらず
単純作業・深夜・立ちっぱなし等の肉体労働。いまだ職歴なし。
普通の庶民の生活に憧れるが完全に手遅れ。結婚も家庭も諦める。
希望を持つどころの話ではなく、「絶望」が全身を支配する。