06/11/19 15:42:28 yWwDMKgk
基板をいじることなく遠隔操作を行う方法の、一つのパターン (古い方式)↓
◆◆◆「遊技ジャーナル」(1998年3月号)P18より◆◆◆
=遠隔操作とはどのような仕組みなのか?=
パチンコ機の裏タンクの横についている情報端子板(確変、スタート、玉切り、大当り等の情報)を遠隔操作に使用する手口は2通り。
1つは情報端子板の裏にマイコンを隠し情報端子板と基板をつなぐ配線に不正な配線を紛れ込ませたり情報端子板の空いている配線を利用して基板に命令する方法。
もう1つは情報端子板そのものを、マイコンを仕込んだものに偽造する方法。
後者の場合、中古機として出回っても、ふだんは正常な動きをするので分からない。
では、どのようにして基板をいじることなく大当り等を出せるのか?それは、どのパチンコ機も大当りの確率を高くするメーカー用の
『テストプログラム(基板のテスト、接続をした機器の動作確認、等)』があり、基板に組み込まれているその機能を利用し命令を出すやり方でおこなう。
このような命令をパソコンで出すと、たいてい1分以内に指定された機械は大当りをするという。
遠隔操作の割数調整については、ホールコンピュータとパソコンを連動させて決定する。
使用するパソコンはノート型パソコンが主流(すぐに取り外しができる)で、遠隔操作用のプログラム(命令、実行:つまり、信号の送信等)を解析しようとすると
自動的に消滅(エラー)する仕組みになっていて、証拠隠滅が簡単だという。(もちろん、極端な使い方をすれば怪しまれることになる)。
※補足:
注意点として、こちらは'98年頃の情報であることから、既に方法としては古いタイプの物である
最初から遠隔機能が付いているようなコンピュータシステムは、もちろん違法な物であり、摘発の対象となる
上のケースの場合、パソコンとホルコン(ホールコンピューター)を連動させ、割り数調整等を行っていることから、いわゆるホルコン調整の一種とも言って良いと思う。
しかし、これらの不正方法(ホルコン調整等)には、表(黙認)の方法から、裏(摘発対象になる)の方法に至るまで、いくつかの方法が混在し、且つ、
時間の経過とともに常に進歩を続けている。そのことが事態を複雑化させており、その複雑さが、間接的に不正の隠匿にも繋がっているようにも思われる
尚、裏ロムや裏基板などを利用し、直接パソコン等と繋いで調整するような方法は、もはや資金の無いごく一部のホールのみが使う前近代的な方法だと思われる