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厳格・金融庁 今後も 五味体制続投
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「向こう一年は利用者保護の考え方が、特に変わることはない」
五味長官は二十四日の定例記者会見で、引き続き利用者保護の金融行政に意欲を示した。
二〇〇〇年七月に発足した金融庁は、前身の金融監督庁からの組織移行に伴い、
日野正晴氏が事務方トップを二年七カ月務めたのが最長。
前任の高木祥吉氏は二年、前々任の森昭治氏は一年半。三年目に入るのは異例だ。
幹部人事では五味長官だけでなく総務企画、検査、監督の全局長も留任。
審議官クラスの異動も小幅にとどまり、キャリア官僚が一、二年ごとにポストを
転々とする霞が関の「不文律」から逸脱している。
現体制を維持したのは、「利用者保護を重視する金融行政を継続したい
与謝野馨金融担当相の意向が働いたのではないか」(金融庁幹部)との見方が強い。
金融庁は金融機関の不良債権比率引き下げなど金融システムの安定に
一定のめどを付けた昨年度から、利用者保護重視の金融行政を本格化した。