06/03/06 15:28:24
競争自体は悪ではない。どんな世界であっても、つまり、食うための労働
から開放され好きなことをしていても食える世の中であっても競争はある。
また、そうでなくてはならない。問題は、競争に負けたものの存在が否定
される(可能性がある)性格の競争はだめということ。
存在の否定に繋がる競争はだめだけど、お互いを切磋琢磨し、高めあう
ための競争はok。運動会の例でいうと、資本主義とは、
競争に勝った生徒はご褒美をもらえるけど、その中身の大部分は主催者
にピンはねされている。競争に負けた生徒は二度と競争に参加させてもら
えない。
共産主義は、誰でも、いつでも、競争に参加でき、ご褒美は競争の結果では
なく、選手の必要に応じて分配される。能力の低い人もその能力を高める訓
練を受けることができ、再チャレンジが可能。そうして、個々の可能性が最大
限に開花される(←ここが重要)環境を、みんなが(社会全体が)作り上げて
いく、それが共産主義。