07/01/10 00:10:40
みなさん、どう思います?
一見もっともらしいことを言っているようですが・・・・・・
352 名前:名無しさん@七周年 投稿日:2007/01/10(水) 00:03:46 ID:LuwhC+IC0
労働は時間ではない
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これを「残業代ゼロ法案」などと呼ぶのは誤りだ。
厚労省は、現在の残業手当が総額で減らない水準をめどにしているので、
これはNHKの記者と同じ「残業手当の定額制」である。
手当をなくしたら「長時間労働の歯止めがなくなる」と労働組合などは反対しているが、
上にのべたように今でも歯止めなんかないのだ。実態的な歯止めは労使の力関係であり、
労働分配率が低下しているのは、長期不況によって労組の交渉力が低下したためである。
これは規制を強化しても変えられない。
いま日本で重要なのは、既存の雇用を守ることではなく、新しい雇用を創造することである。
雇用規制は、社内失業している中高年を守る役には立つかもしれないが、
新しい企業の雇用コストを高め、雇用創造を困難にする。労働市場から締め出されている
ニートを救済するには、雇用規制を弱めて少しでも労働需要を増やすことが重要だ。
「弱者」の名を借りて労組が既得権を守ろうとするのは、おなじみのレトリックだが、
労組の組織率が18%まで低下した今日では、彼らは労働者を代表してはいない。
労働を時間で測るのは、工業社会の遺物である。商品の価値が労働時間で決まるという
労働価値説は100年以上前に否定されたのに、いまだに賃金が労働時間で決まっているのが
時代錯誤なのだ。定刻に出勤・退勤するのは機械制工業のなごりであり、
情報社会では人々は時計で同期する必要はない。