06/12/05 07:32:53 PqtHThXW
2件目はゼネコン勤務1級建築士の旦那と照明コーディネーターの奥さん。
つっこみ所満載でこれだけで一本いっても良かったかも。
まあ奥さんのことはここでは触れないでおくが実況版は酷かった。
まず、土地選びからだが息子が小学生なのに今住んでる川崎ではなくて
世田谷に無理して買うあたりが痛い。土地は袋小路の奥。約30坪1800万
坪単価60万。世田谷なら坪単価100万はくだらないからかなり安い。
なぜなら旧借地借家法の借地権付。別で使用料月2万数千円。
トータルではお得か。
旦那さんはゼネコン勤務の1級建築士。普段は住宅など設計したことなく
今回始めて。模型もちゃんと作って妻にプレゼン。細かいところで駄目だし
されるがそれなりに好感触。家の周りが民家やアパートに囲われている
ため視線を遮ることに気を使う。東西面は一切窓がなく南北面に開口部を設ける。
普通の建築家ならコートハウスを考えそうだが、そこはあくまでもオーソドックスが基本
のゼネコン設計。普段は商業施設の設計してるせい?でエベレーションが稚。
人も家も外身より中身。デザイン重視は嫌よ。って事?
平面コンセプトは棟を二つに分けてそれを吹き抜けの階段室(透明の箱)でつなげる。
吹き抜け部分は北側に巨大なすりガラスの嵌め殺しと階段は鉄骨で構成。
軽い印象かつ爽やかに魅せた?この家唯一の見せ場を作る。
旦那のこだわり部分で唯一生活に関係ない所。他にこだわりとして木造なのに
鉄骨の見せ掛けの梁を玄関の上につけようとして奥さんに反対される。
これは奥さんの正解。ポストモダンの悪しき負の遺産はこの世代まで。