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ファイザー内紛で社長解任、労使対立解消へ生え抜き日本人を起用
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「労働組合との関係を改善し社員の信頼を回復して、全社一丸の体制を作る」
就任後初めての会見に晴れがましさは微塵もなかった。3月1日、都内のホテル。大勢の記者が
注視する中、製薬世界最大手である米ファイザーの日本法人社長に就任した岩崎博充氏(63歳)は
緊迫した面持ちでこう切り出した。
ファイザーの日本法人では、人員削減を巡って昨年11月から労使の対立が続き、社内が紛糾していた。
そうした中、2月中旬に親会社のカレン・ケイトン副会長が急遽来日。2月20日に前社長のソーレン・
セリンダー氏(51歳)ら日本法人幹部4人の更迭と岩崎氏の社長就任を発表した。
セリンダー氏は在任1年での退任。岩崎氏は1966年に日本法人に入社し、国内営業の要職を歴任。
専務を最後に2005年2月に退任して、ファイザーヘルスリサーチ振興財団の理事長を務めていた。
ファイザーは、9年ぶりの日本人社長で事態の打開を図る。