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対空標識を無断設置 福島県から受注の4社
福島県は6日、2004年度に県が発注した空中写真測量で、測量時に目印として使う
「対空標識」計68枚を、受注業者4社が地権者らに無断で設置し、測量後も撤去して
いなかったと発表した。県は「業者への指導が不十分だった」と謝罪した。
対空標識は幅15センチ、長さ45センチのベニヤ板を3枚組み合わせたプロペラ状の
ものなど数種類あり、土砂災害警戒区域を定めるための測量で受注業者が使用した。
大半は山林に設置されたが、金山町では神社境内のスギの木に無断で取り付けされ、
放置されていた標識をめぐり、一部住民が「正体不明の物体がある」と指摘し、未撤去
が発覚した。
標識は「アジア航測」が30枚設置し、すべて未撤去。「写測」が41枚中31枚、
「パスコ」が15枚中6枚、「八州」が52枚中1枚、それぞれ撤去していなかった。
県の聞き取りに対し業者は「ベニヤ板は腐るので(地権者らに)迷惑はかけないと
思った」などと話しているという。未撤去の標識は6日までに、大半が回収された。
2005年07月06日水曜日