17/06/14 15:09:47.34 CAP_USER.net
URLリンク(dimg.donga.com)
先週、江原道麟蹄郡の山地で発見された北朝鮮軍の無人機が、慶尚北道星州にある在韓米軍の終末高高度防衛ミサイル(THAAD)基地を撮影していたことが13日までに分かった。
THAAD配備をめぐって韓国国内が混乱している間に、北朝鮮は軍事境界線から270キロ以上も離れた星州まで無人機を侵入させ、THAAD基地をはじめ軍事施設を偵察していたのだ。
韓国軍の消息筋は「あらかじめ入力した座標に従ってTHAAD基地周辺を集中的に撮影したようだ」として「配備過程が生中継され、テレビ各局が基地の上空にドローンやヘリコプターを飛ばしていたため、北朝鮮も座標を容易に把握したのだろう」と述べた。
韓国軍の合同参謀本部は、無人機に搭載されたデジタルカメラ(日本のソニー・アルファ7R)のメモリー(64GB)の初期分析結果を発表した。無人機は星州の北方数キロの地点から撮影を開始し、THAADが配備された地域の南数キロの地点まで南下した後、再び北上して撮影を続けた。
メモリーには200-300枚の写真が保存されており、このうちTHAADの砲台が映っているものは十数枚だという。写真の解像度について軍関係者は「発射台とレーダーが識別でき、THAAD砲台の展開状況をざっと把握できる程度」だと説明した。ソニーのアルファ7Rは、一般向けに販売されているデジタルカメラで、解像度3630画素の準専門家向けの品質だという。
合同参謀本部の関係者は、撮影日時について「カメラが初期化されており正確な日付が分からない。さらなる分析を進めている」と述べた。しかし無人機の活動時間が数時間である点、撮影された写真に比較的最近の状況が写っている点、発見されたのが今月8日である点などを考えると、発見された日から遡って1-2週間以内に撮影されていた可能性が高いとみている。
韓国軍の消息筋は「発見された場所は人けのない場所ではあるが、墜落から発見までさほど時間はたっていないと思われる」と話した。
無人機の発進地点は江原道淮陽郡の北朝鮮軍第1軍団または江原道平康郡の同第5軍団と推定される。軍事境界線を越えて星州まで飛行し、発進地点に戻る途中で墜落したものとみられる。墜落原因は燃料不足またはエンジンの故障だった可能性が高い。
軍事境界線から星州までは約270キロあり、無人機は最低でも500キロ飛行したことになる。2014年3-4月に坡州、三陟、ペンニョン島で相次いで発見された無人機の飛行距離は約180-300キロだった。
2017/06/13 23:09
URLリンク(www.chosunonline.com)