【古田博司】憂鬱な朝鮮半島 韓国は日本へ憎悪のはけ口として再び歴史戦争を仕掛けるだろう[6/10]at NEWS4PLUS
【古田博司】憂鬱な朝鮮半島 韓国は日本へ憎悪のはけ口として再び歴史戦争を仕掛けるだろう[6/10] - 暇つぶし2ch1:ねこ名無し ★@\(^o^)/
17/06/10 19:58:31.12 CAP_USER.net
 「行き止まりの廊下」の安定
 最近では、韓国・北朝鮮のことを書くたびに溜息との格闘になっている。非常に大雑把な見取り図を提示すれば、こういうことなのだろう。
 かつて冷戦時代、朝鮮半島は共産主義勢力と自由主義勢力とが拮抗するバッファー・ゾーン(緩衝地帯)であった。大国が直接接触する危機を避け、北朝鮮と韓国という小国同士がその代理として、思想戦・心理戦・時々の小競り合いをくりかえしていた。  
 これが地政学的にはもっとも安定した「行き止まりの廊下」の在り方だったのだ。統一され、北の国境線が開けば、隣の大国の経済圏に呑みこまれる。
 高麗時代や日韓合邦時代がこれであり、コリアンは名前も民族も溶け、モンゴル人や日本人になった。次にそうなれば、今度はきっとチャイナ人になるだろう。  
 統一状態で国境を閉じれば、貧窮の専制国家が延々と続く。名前も民族も防衛されるが、文化もなく、法治もない。信用もなく、活気もない。
 これが五百十八年間もつづいた李朝時代である。全土は王土なので土地の所有権がなく、土地の売買も無く、商業もない。大土地所有者はいない。まさに古代である。  
 全世界的に、領国支配の中世があったというのは、ドイツ歴史哲学の誤りだった。
 こんなのがあったのは、エルベ河からロアール河の間と、日本群島と北インドくらいで、あとは王土に王からの恩貸地や世襲地保有者の土地が転々と散らばっているだけだった。旧約聖書の世界がまさにこれだ。
 それでも「廊下」のパレスチナには宗教が生まれた。宗教が生まれれば、約束や信用が芽生える素地がある。コリアに生まれたのは、シナと同じ宗族だった。宗教は生まれず、一族の祖先神だけが神であり、他はゴーストである。
 靖国神社の意味は彼らには永遠にわからない。宗族は政治権力と絡み合い、東洋的専制主義を生んだし、ある一族が偶像神になるという、偶像崇拝の類似宗教を多数生んだ。統一教などがこれである。 
■無用のバッファー北朝鮮  
 約束も信用もなく、宗族だけに依拠した古代社会が、つい百年前まで続いていたというのが、日本の海の向こう側の事情である。  
 それでも冷戦時代には、まだ理想があった。韓国は民主主義と自由主義経済の西洋型近代化を目指し、北朝鮮は集団主義と計画経済による社会主義の近代化を目指していた。
 まずかったのは、社会主義経済に相応しい経済学がなかったことである。思想だけで始めたのだ。計画経済とは名ばかりのどんぶり勘定のため、何ヵ年計画に必ず辻褄合わせの調整期がついた。
 土地の所有権はなく、実質的には古代経済が延々と続いていたのである。商業はなく、流通を無視したので、食糧は配給制だった。
 一九九一年、ソ連がアメリカとの軍拡競争に敗れて、経済破綻すると、北朝鮮はバーター貿易による利得を失い、ハード・カレンシー方式の厳しい現金払いを迫られた。
 中国も●(=登におおざと)小平の経済政策の時代に入り、現金を要求されるようになると、たちまち「社会主義経済」は崩壊した。一九九三年、北朝鮮は計画経済を放棄した。
 国家独占資本主義に乗り換えた中国は、早々と北朝鮮を見限り、一九九二年、韓国と国交を結んだ。
■韓国の野望と失敗  
 重要なのは、この時北朝鮮の社会主義の近代化が失敗に終わり、理想が完全に失われたことである。
 経済は古代経済の地を曝し、外国貨幣数種類が国内貨幣と並び流通し、農場や連合企業所の上納金搾取は露骨になり、闇市が常設化し、配給制は崩壊していった。
 東洋的専制主義は息を吹き返し、派閥の交替は党・軍・警と激しく変遷していく。もはやバッファーとしては無用の存在と化したのだった。  
 一国バッファーとなった韓国は、これまで通り外資を導入し、貿易に特化して経済発展をとげた。中国との貿易は年を追って拡大を続けて行く。
 バッファーの地位を失った北朝鮮は、自分で己を守ることを始めた。配給制を止め、全ての資金を核・ミサイル開発につぎ込んでいくのである。
URLリンク(www.sankei.com)
>>2以降に続く)


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