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フライドチキンのフランチャイズチェーン「ホシギトゥマリチキン」のチェ・ホシク会長(63)が女性秘書にわいせつな行為をしたとして告訴された。ソウル江南署によると、チェ会長は今月3日午後6時ごろ、秘書(22)とソウル市江南区清潭洞の日本料理店で2人で食事をした際に秘書の体を触り、強制的に周辺のホテルに連れ込んだ疑い。
ホテル外部の監視カメラには、秘書がチェ会長に引っ張られるようにホテルに入った際、ホテルから出てきた女性3人の助けを受けて逃げる様子が映っていた。当時の状況を目撃した美術学校講師(28)は、本紙の電話取材に対し、「被害女性とすれ違った際、友人の袖をつかみ、『助けて』と話した。年配の男性が女性の手を握って入っていくのを見て、おかしいと思いホテルに戻った」と証言した。
目撃者は「チェ会長はホテルのカウンターで、片手に決済用のカードを持ち、別の手で被害女性が逃げられないように捕まえていた。(女性の)大学の同期のふりをして近づき、声をかけたところ、チェ会長がつかんだ手を緩めたため、そのすきに女性は外に逃げた」とも話した。目撃者によると、チェ会長も女性を追ってホテルから出てきて、タクシーに女性と乗ったが、女性は車内で悲鳴を上げて泣いていたという。目撃者がタクシーのドアを開け、チェ会長に「降りろ」と告げたところ、チェ会長は酒くさい状態で「その子は同僚なのに何だよ」と答えたという。
目撃者グループは被害女性と警察署に出向き、チェ会長を告訴した。目撃者によると、被害女性は警察署に向かうタクシー内で「入社3カ月の新人秘書だが、週末に会長が食事しようというので、仕方なく出かけた」と話した。被害女性はトイレに行くふりをして逃げようとしたが、チェ会長がバッグを置いていくように言い、トイレの前で待ち構えるなど、逃げるすきがなかったという。
チェ会長はフライドチキン店を17年前に創業し、加盟店は1000店舗を超え、日本にも進出した。チェ会長は「女性を励ますために食事をしただけで、身体接触はなかった。女性がふらふらする様子だったので休ませようとした」と主張した。チェ会長の弁護士は被害女性の署名入りの告訴取り下げ状を警察に提出したが、警察は強制わいせつが親告罪ではないことから捜査を続行する構えだ。警察は告訴取り下げを申し出た経緯についても調べることにしている。
オ・ロラ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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記事入力 : 2017/06/06 08:28