17/04/28 20:57:16.78 CAP_USER.net
西海(黄海)の北方限界線(NLL)海域で監視・偵察任務などを行う無人水上艇「海剣」が27日、初めて姿を現した。無人水上艇とは、人工知能などを活用して人が乗ることなく海域を監視し、必要な場合には機関銃などで戦闘もできる兵器だ。イスラエルをはじめ米国・欧州・ロシアなど一部の先進国で、将来の中心的兵器の一つとして開発済み、もしくは開発が進んでいる。
韓国の防衛事業庁(防事庁)は27日、釜山海軍作戦司令部で展示会を開き「海剣は監視・偵察のほかにも、海上障害物の回避、移動中の違法漁船の追跡などの性能を披露した」と説明した。海剣は、自律運航制御をはじめとして電子、情報技術(IT)、人工知能など先端技術を適用して作られた。全長は8メートル、重さは3トンで、最高速度は30ノット(時速56キロ)。
無人水上艇の開発事業は、2015年12月から「国防ロボット民軍示範運用事業」として進められてきた。韓国の防衛関連企業LIGネクスウォンが主導している。防事庁は、今年5月から7月にかけてNLL海域や海軍基地周辺などで海剣の試験運用を行う予定だ。これを基に作戦要求性能(ROC)を決定し、戦力化をできるだけ前倒しする計画だという。
無人水上艇は、02年の第2延坪海戦のように近接海上戦闘で死傷者が発生する事態を予防できるという点でも、韓国軍当局から注目されている。海軍本部戦力所要次長のチョン・スンギュン准将は「将兵の生命の保障および海軍の戦闘力強化のため、無人水上艇など新兵器システムの導入を一層強化したい」と語った。
ユ・ヨンウォン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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