17/04/09 03:12:36.24 CAP_USER.net
■民進党・中川正春議員「大使の召還は間違いだった」「韓国の国民を納得させるのが重要だ」
4月7日の衆議院外務委員会で、民進党の中川正春議員が慰安婦像問題を巡る日韓関係のこじれについて韓国国民をどう納得させるのか日本が配慮すべきだとして岸田外相に反省を迫る場面がありました。
民進・中川正春議員「韓国国民の納得が重要だ」
中川議員は質疑の冒頭から「まず韓国」と重視している姿勢を見せると長嶺大使帰任の話題を取り上げ、「落胆を持って見ている」と岸田外相を牽制すると共に帰任したにも関わらず韓国首脳と会えないとされる報道への見解を求めていました。
岸田外相は「事実ではない。調整中」との考えを示しますが、中川議員は日韓関係についての自論を語り始め、「大使の召還そのものが間違いだった」と政府を批判し韓国の国民をどう納得させていくのかが重要だ、と主張。
これは大使の召還という日本の強硬な措置が韓国国民の感情的な反発を助長した結果、日韓合意を反故にしようという世論が形成されてしまっているという考え方に基いているようでしたが、中川議員は強く大きな声で岸田外相に「反省をして下さい！これは間違っていたと思います」と迫ります。
岸田外相は日韓合意の重要性や合意が国際的に評価されているとするこれまでのスタンスを崩さず、「履行の重要性も訴えていなかければ」と寧ろ韓国側に強い姿勢で臨むべきだとの姿勢に理解を求めていました。
すると中川議員は「そりゃ当然です！」と日韓合意自体を否定しているわけではないとしながらも「重要性の訴え方が間違ってると言ってんですよ。訴え方が」と不快感を隠そうとせず、再び「韓国の国民に理解されるような手段を考えていかなきゃいけない」と主張しこの問題に関する質疑をを終えていました。
日本政府に対し韓国の世論に配慮し理解を得られる形で外交を進めていくべきだと求めた中川議員の考えを、日韓合意後に新たな慰安婦像を設置するなど合意そのものを無効と見做しているか如きの行為に及んだが故に大使召還に至ったという経緯に鑑みれば、どれだけの人が中川議員の発言に頷くでしょうか。
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