17/04/03 16:18:18.90 CAP_USER.net
韓国でこのほど、通常の3倍もの料金で「出張マッサージ」を受けたとして、軍幹部が憲兵隊(軍警察)の事情聴取を受ける事態となり、韓国内で改めて兵士の倫理意識や規範意識が問題となっている。この軍幹部は“性行為疑惑”は否定しているというが、韓国のインターネットユーザーを中心に、その主張を信じる向きはすくないようで…。
発端は売春捜査
韓国ケーブルテレビ「チャンネルA」などによると、軍警察の聴取を受けたのは、防衛事業庁所属の准将。昨年6月に慶尚南道で出張マッサージを申し込み、15万ウォン(約1万5千円)を払っていたことが今年3月中旬に判明した。韓国での一般的なマッサージ料金より3倍近い額で、あきらかに売買春だと軍警察は判断しているという。
この問題が明らかになった発端は、「出張マッサージに偽装して売春を行う会社がある」との情報を地元警察がつかみ、捜査を始めたことによる。この捜査過程で、警察は利用客の帳簿や電話の通話履歴を入手。韓国紙「京郷新聞」などによると、警察がこうした証拠物品を調べた結果、この准将のほかにも複数の軍人が利用していたこともわかった。
沸騰するネットユーザー
一方で准将は、軍警察に対し「マッサージは受けたが性行為はしなかった」と容疑を否認した。これが韓国のネットユーザー間で話題となり「なぜ見え透いた嘘をつくのか」と“炎上”する羽目に。
客観的にみれば、汚職でも職権乱用でもない個人の犯罪だが、それでも世論が沸騰するのは理由がある。現在の韓国は「軍の風紀の乱れ」が国民の目に余る状態となっているのだ。
昨年10月22日には、韓国軍の情報機関である国軍機務司令部の少佐(当時44)が売春を斡旋した疑いでソウル西大門警察署に逮捕された。現地紙の韓国日報や毎日経済によると、この少佐は韓国版の出会い系サイトを通して女性4人に売春をさせていたという。
情報機関員としての知識と経験を生かしたのか、携帯電話3台を駆使して手広く“商売”を行い、1回の売春で女性が得た25万ウォン(約2万5千円)のうち、紹介料名目で5万ウォン(約5千円)をピンハネしていた。
軍警察が捜査したところ、軍の勤務よりも女衒(ぜげん)に熱心だったこの少佐は最終的に1200回の売春斡旋をしていたという。ちなみにこの少佐の言い訳は「妻が脳腫瘍の末期患者で、手術費を調達するためにした」だった。韓国ネットユーザーの間で大炎上したのは言うまでもない。
軍人のタマゴも
さらに今年2月下旬には、陸軍士官学校の4年生の生徒3人が買春容疑で退校処分となった。問題が発覚した理由は、士官学校の生徒の一人が匿名で「生徒隊長と会話」と名付けられた軍の内部接続専用サイトに「生徒3人が外泊中に逸脱行為をした」などと書き込んだこと。この“密告”で3人は卒業式を翌日に控えて退校処分となったことから、韓国通信社の聯合ニュースまでが報じる事態となった。
上は将軍から、下は軍人のタマゴまで…。北朝鮮が核実験を繰り返し弾道ミサイルを次々と試射している状況下で、韓国軍の緊張感のなさにはほかならぬ韓国国民が最も怒り心頭のようだ。
産経
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