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【ソウル＝中島健太郎】韓国の朴槿恵パククネ前大統領の罷免ひめんに伴う大統領選（５月９日投開票）に向け、左派の最大野党「共に民主党」は３月３１日、３回目の予備選を釜山プサン・慶尚道キョンサンド地域で行った。
文在寅ムンジェイン前代表が６４・７％の得票率で圧勝し、３回連続でトップとなった。
これまで行われた２回の予備選と合わせた得票率合計は、文氏が５９・０％、安煕正アンヒジョン・忠清南道チュンチョンナムド知事が２２・６％、李在明イジェミョン・城南ソンナム市長が１８・２％。有権者の過半数を占めるソウル首都圏などの予備選（４月３日）の結果と合わせ、文氏が過半数の票を獲得すれば、大統領候補に決まる。
一方、政権与党「自由韓国党（旧セヌリ党）」は３月３１日、洪準杓ホンジュンピョ・慶尚南道キョンサンナムド知事（６２）を大統領候補に選出した。
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