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産経 【ワシントン=加納宏幸】
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米司法省は29日、中国の情報機関員に米中戦略・経済対話に関する米政府内の分析など外交、経済に関する情報を渡す見返りに金銭を受け取りながら国務省や連邦捜査局(FBI)に虚偽の報告をしたとして、同省女性職員のキャンデイス・クレイボーン被告(60)が起訴されたと発表した。被告は起訴事実を否認している。
司法省の発表などによると、クレイボーン被告は2011年から中国の情報機関員2人と接触し、米政府内の情報を提供。
その見返りに銀行口座への振り込みをはじめ、海外旅行や住居の費用負担、中国の服飾学校授業料支払いなどの形で、家族分を含め数万ドル(数百万円)分の利益を得ていたとされる。
米中戦略・経済対話に関する情報を提供した直後には2480ドルが振り込まれていたという。
被告は1999年に国務省に入省し、北京の大使館や上海の総領事館でも勤務した経験がある。
極秘情報に触れる資格を持っていたが、中国の情報機関員と接触している事実を国務省に報告せず、同省の調査やFBIの捜査に当たり、共謀者に対して証拠の隠滅を指示していたという。
マッコード司法次官補代行は「クレイボーン被告は彼女の地位と外交情報に接する資格を個人の利益のために使った」と非難した。