17/03/28 15:18:27.90 CAP_USER.net
「これまでの現代車を忘れてもらいたい」
現代自動車技術研究所(京畿道華城市)の高性能車走行試験場は今月17日、同社が高性能車開発に向けて製作したコンセプトカー(未来の実験方向を示す実験車)である「RM16」の試乗会を始めるのに先立ち、開発担当者が放った言葉だ。
RM16は昨年の釜山モーターショーで初公開されたが、メディアに走行状況が公開されるのは今回が初めてだ。外観は現代自のハッチバック車「ベロスター」に似ている。
しかし、車体は低く設計されており、車高はベロスターの1400ミリメートルに対し、RM16は1340ミリメートルだ。
運転は専門ドライバーに任せ、記者は助手席に着席した。アクセルペダルを踏むと、体が後ろに押され、スピードメーターはわずか4.7秒で100キロメートルを突破した。起亜自動車が最近発表したスポーツカー「スティンガー」(5.2秒)よりも速い。
エンジンは現代自が独自開発した「θ(シータ)2」2.0ターボGDI。直線走路で時速200キロメートルまで加速すると、1分当たりのエンジン回転数(RPM)が6000回まで上昇したが、車体が大きく揺れることはなかった。重心を低くし、車体の安定感を高め、サスペンションを強化した結果だ。
時速100キロメートルで急カーブを通る際、車がガードレールにぶつかるのではないかと心配になったが、車線を外れることはなかった。方向変更する際、左右の車輪の駆動力をコントロールし、高速でも安定したコーナリングを実現したからだ。
パク・チュンホン高性能車開発センター長(専務)は「現代自が1967年に設立されて以降の50年間に作った車の中で、走行性能だけで言えば最高だ」と説明した。
産業研究院のイ・ハング上級研究委員は「韓国自動車業界は、ファストフォロワー時代にはコストパフォーマンスが良い車が歓迎されたが、今は高性能車の開発を通じ、技術力を向上させ、ブランドイメージを高める戦略が求められる」と指摘した。
華城(京畿道)=金承範(キム・スンボム)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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