17/03/24 20:34:25.51 CAP_USER.net
日本や中国、韓国のネット上では、あらゆる物や文化の「起源」がしばしば話題となる。中国メディア・今日頭条は20日、「日本の忍術は、実は中国が起源である」とする記事を掲載した。
記事は「日本の忍者は、寿司や芸者同様全世界に深い影響を与えている。忍者は『秘密裏に行動する人』という意味であり、アニメ『ナルト』も忍者文化の海外輸出に貢献したと言える」と紹介。
その流派は大きく甲賀と伊賀の2つに別れるが、忍術や忍者の起源には様々な説が存在するとした。
そのうえで、中国国内には「忍術の起源が中国の漢の時代の五行術にある。現代の中国では五行術は伝わっていないが、日本ではこの武術が大いに発展した」と考察する人がいると紹介。
忍術思想の源は中国の殷・周の時代の太公望・呂尚にあり、その後、孫武、張良、韓信などがこの理論を充実させ、特に孫武による「孫氏の兵法」は忍者たちに崇められたとの論理を展開した。
記事はまた、日本の忍者が真に活躍したのは、徳川家康が作った特殊部隊であると紹介。
そして、有名な忍者である服部半蔵の祖先は中国人であるとし、「かつて中国や朝鮮から特殊技能を持つ人材が続々と日本にやってきて京都に定住し、その後付近の伊賀や甲賀に転居して生活するようになった。服部家はもともと秦という姓だったが、日本と同化していく過程のなかで服部に改姓したのだ」と説明している。
日本は古代から近世にかけて中国から様々な物を吸収し、その多くを自分たちに合うようにアレンジしたうえで自前の文化に変えていった。
それゆえ、寿司にだって和服にだって忍者にだってどこかしらに中国を起源とするものが含まれていてもおかしくはない。ただ、起源がどこかというよりも、それをどう伝えてどう発展させてきたかの方が大切なのではないだろうか。
サーチナ(編集担当:今関忠馬)
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