17/03/10 21:15:47.63 CAP_USER.net
【ソウル=名村隆寛】韓国では朴槿恵(パク・クネ)大統領が罷免されたことで、60日以内に行われる次期大統領選に関心が移っている。
世論調査機関、韓国ギャラップが10日に発表した支持率調査(7~9日)では、左派系の最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表が32%で1位を維持。これに一時、支持が伸びていた同党所属の安煕正(アン・ヒジョン)忠清南道知事が17%で続いている。
大統領代行を務める黄教安(ファン・ギョアン)首相と、第2野党「国民の党」の安哲秀(チョルス)元代表がそれぞれ9%。1月には3位だった「共に民主党」所属の李在明(イ・ジェミョン)城南市長は8%と、いずれも一けた台で伸び悩んでいる。
大統領選は5月9日の実施が有力視されている。現状が続けば、独走状態の文氏が党の公認候補選びを経て出馬し、当選する可能性が高い。実現すれば、韓国では盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権(2003~08年)以来、9年ぶりの左派誕生となる。
文氏は盧氏の選挙参謀を務め、盧政権では大統領秘書室長などを歴任。12年の前回大統領選で朴氏に僅差で敗れており、今回は雪辱に万全を期す。
ただ、北朝鮮に融和的で反米反日の色が強い文氏に対する、保守派の嫌悪感は根強い。
前回大統領選では、文氏の勢いに危機感を抱く保守派が朴氏勝利を導いた。しかし、今回は保守系政党が自由韓国党(前セヌリ党)と同党からの脱党議員らによる「正しい政党」に分裂し、文氏に対抗できる候補さえ決まっていない。
URLリンク(www.sankei.com)
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