17/03/06 01:01:46.51 CAP_USER.net
日米両政府は、ティラーソン米国務長官が今月中旬に初めて日本を訪れ、岸田文雄外相らと会談する方針を固めた。核・ミサイル開発や金正男氏殺害事件など北朝鮮問題への対応を中心に協議し、日米や日米韓の連携強化を確認する。日米外交筋が4日、明らかにした。
ティラーソン氏の訪日は17、18両日の2日間滞在を軸に調整しており、安倍晋三首相への表敬も検討している。トランプ米政権の閣僚訪日はマティス国防長官に続き2人目。
岸田氏とティラーソン氏は今年2月、米ワシントンやドイツ西部ボンで会談している。日米外相が短期間にこれだけ緊密に顔を合わせるのは異例といえる。
ティラーソン氏は訪日に合わせ、中国と韓国も訪問する。中国で王毅外相と会談するほか、習近平国家主席への面会も模索。韓国では、尹炳世(ユン・ビョンセ)外相と会談する。
トランプ政権は、オバマ前政権の北朝鮮に対する「戦略的忍耐」政策を失敗と判断。米独自の経済制裁を科す「テロ支援国家」への再指定や北朝鮮への武力行使も選択肢に含める強硬路線への転換を検討しているとされる。
ティラーソン氏は米国の新たな対北朝鮮政策について、同盟国の日韓両国に説明するとみられる。中国には、北朝鮮への圧力を強化するよう要請する構え。
また、中国が反発する北朝鮮の弾道ミサイルをにらんだ最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備に理解を求めるとみられる。
URLリンク(www.sankei.com)
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ティラーソン米国務長官(ロイター)