【産経】金正男暗殺で蘇る120年前の悲運の朝鮮人 遺体斬刑が日清戦争の導火線となった歴史は繰り返すのか[2/27]at NEWS4PLUS
【産経】金正男暗殺で蘇る120年前の悲運の朝鮮人 遺体斬刑が日清戦争の導火線となった歴史は繰り返すのか[2/27] - 暇つぶし2ch1:ねこ名無し ★@\(^o^)/
17/02/27 07:25:11.68 CAP_USER.net
 北朝鮮の金正日総書記(1941~2011年)の長男・金正男氏がマレーシアのクアラルンプール国際空港で暗殺されたテロは、120年の時をさかのぼり、とある悲運の朝鮮人を現代に蘇らせた。
 金玉均(1851~94年)
 異国の地で、回転式拳銃で暗殺された後、胴体を川に棄てられ、首/片手・片足/残りの手足を、それぞれ自国の別々の地でさらされた。遺体を斬刑に処すのは朝鮮の伝統だ。
 李氏朝鮮(1392~1910年)末期、王朝内の守旧派にとって、清国からの完全独立や、大日本帝國が成し遂げた明治維新を範とし朝鮮近代化を目指す金玉均は、目障りこの上ない存在であった。金玉均は日本の立憲君主制をお手本としたが、北朝鮮の「世襲制度」を批判した金正男氏と重なる部分を認める。
 金正男氏暗殺以降、安全保障・公安関係者と接触すると、金玉均の話が結構持ち上がる。古今の朝鮮が墨守する恐怖政治の「国柄」にもがき、祖国の守旧派ににらまれた末の悲劇…など、「二人の金」の運命を見つめ直すと、情勢分析の一助になるためだ。
 「ひょっとしたら、金正男氏の遺体が北朝鮮に引き取られていたら斬刑に処され、さらされたのでは」と観測する関係者もいた。しかし、最も注目すべきは、金玉均暗殺が《明治二十七八年戦役=日清戦争/1894~95年》の導火線の一つとなった史実。
 折しも、韓国は朴槿恵大統領のスキャンダルで、乏しい統治機能が一層低下している。韓国の政治不安と金正男氏暗殺に、北朝鮮の兄弟国・中国がどう出るのかも、不透明だ。
 何より、北朝鮮の核・大陸間弾道ミサイル(ICBM)の完成を待たず「攻勢」に移る-そんな観測も出始めた米トランプ政権と、体制引き締めに向け戦争を辞さない構えをチラつかせ、揚げ句、間合いを間違え戦争に突入する懸念が排除できない朝鮮労働党の金正恩委員長率いる北朝鮮指導部とのせめぎ合いの結末が気になる。
 本年は、朝鮮戦争(1950年~)が休戦中に過ぎぬ現実を、近年なかったほど自覚する年になるに違いない。
哀れな「事大主義」外交
 金玉均の暗殺は明治27(1894)年3月。日本に亡命中の金玉均は上海におびき寄せられ、暗殺された。清国と朝鮮の共同謀略に遭難したのだった。李氏朝鮮の第26代王・高宗(1852~1919年)の妃・閔妃(1851~95年)らを“主役”とする、暗殺前後の経緯はこうだ。
 【第一幕】閔妃は義父・興宣大院君(1820~98年)の有した実権を奪うや、大院君の攘夷政策を一転、開国路線に舵を切り、欧露に先駆けて真っ先に日本と外交条約を締結。日本は朝鮮を、清国の冊封より独立した、国家主権を持つ独立国である旨を明記し、軍の近代化に協力した。
 【第二幕】結果、新旧2種の軍が並列。そこに旧式軍隊への待遇・給与未払い問題が絡み、《大院君派》が旧式軍隊を利用、呼応して1882年、大規模な反乱《壬午事変》を起こす。《閔派》に加え、近代化を果たした日本に学び、朝鮮を清国より完全独立させ、立憲君主国を目指す《開化派》、さらに日本人の軍事顧問や外交官らを殺害・駆逐。大院君は復権する。
 【第三幕】王宮を脱出した閔妃は、朝鮮駐屯の清国軍を頼る。清国は反乱鎮圧などを口実に漢城(ソウル)に軍を増派し、反乱を指揮したとして大院君を清国に幽閉する。閔妃は、清国への依存を深めていく。
 日本も日本公使館警備に向け条約を結び、朝鮮に派兵し、日清戦争の火ダネの一つとなる。
 【第四幕】開化派は閔妃の清国服属に反発し1884年、クーデター《甲申政変》を決行する。清国や妻=閔一族に実権を握られていた王・高宗もクーデターを快諾した。が、閔派の通報を受けた清国が1500名を派兵。高宗の求めで、王宮警護に就いていた日本公使館警備部隊150名との間で戦闘となる。結局、3日で制圧される。
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>>2以降に続く)
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李氏朝鮮末期、王朝内の守旧派によって暗殺された金玉均


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