17/02/24 20:30:18.00 CAP_USER.net
海上保安庁は、沖縄県の尖閣諸島周辺の警備を強化している影響で中止してきた「観閲式」について、業務をアピールする機会が必要だとして、ことし5月、規模を縮小して5年ぶりに開催することを決めました。
海上保安庁は、全国の巡視船を東京湾に集めて訓練などを披露する「観閲式」を毎年、行ってきましたが、平成24年に政府が尖閣諸島を国有化して以降、領海侵入を繰り返す中国当局の船に対応するため、全国の巡視船を随時、応援で派遣していて、この影響で、式を中止してきました。
しかし、開催を要望する意見が継続して寄せられていることなどから、海上保安庁は業務をアピールする機会が必要だとして、規模を縮小して5年ぶりに開催することを決めました。
日程はことし5月下旬の週末2日間の予定で、横浜にある第3管区海上保安本部の主催で、例年のおよそ3分の1となる巡視船など14隻を東京湾に集めるということです。
そして、総合訓練という形で、海難救助の様子などを披露するほか、体験乗船を行うということです。海上保安庁は、創設70年となる来年には大型の記念行事を開きたいとしていて、その準備にもつなげたいとしています。
一般参加の定員はおよそ2000人で、今後、はがきやインターネットを通じて募集することにしています。
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