17/02/24 11:00:04.83 CAP_USER.net
中国軍が、指導部メンバーが大幅に入れ替わる今年後半の第19回共産党大会を見据えて幹部人事を本格化させている。
南シナ海を重要視し海軍出身者を抜てきしているほか、習近平国家主席(党中央軍事委員会主席)の軍権掌握を進めるため若手を登用し、世代交代を急ぐ姿勢が鮮明になっている。
注目されたのが中国南部や南シナ海を管轄する南部戦区の人事だ。同戦区トップの司令官に1月、海軍出身の北部戦区副司令官の袁誉柏中将(60)が就いた。
五つある戦区の司令官に海軍出身者が就くのは初めて。南シナ海問題を巡り対中強硬姿勢を示すトランプ米政権を念頭に対抗する構えを見せた形だ。
袁氏の抜てきは、従来の陸軍偏重からの脱却も示す。西側軍事筋からは将来、沖縄県・尖閣諸島や台湾など東シナ海を管轄する東部戦区の司令官にも海軍出身者が就くとの観測も出ている。重要ポストへの若手の登用も目立つ。(共同)
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