17/02/01 01:44:57.54 CAP_USER.net
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高額の接待を禁止する「金英蘭法」施行に合わせ、ソウルの海鮮料理店に登場した1人前2万9千ウォンのメニュー(共同)。2016年9月に施行されたが、上限が厳しすぎたのか、早くも緩和の動きが出ている
韓国で接待や贈り物の額を厳しく制限する「不正請託および金品授受の禁止関連法」(通称・金英蘭=キム・ヨンラン=法)に見直しの動きが出ている。内需の停滞を招いたとして、飲食接待の上限を3万ウォン(約2900円)から5万ウォンに引き上げ、罰則対象となる制限を緩和しようというのだ。不正・汚職の撲滅のため昨年9月に施行した新法が骨抜きになる可能性もある。制定を強く呼びかけた朴槿恵(パク・クネ)大統領が友人側への支援を財閥に口添えした疑惑にまみれる今、一般市民への締め付けを緩めようとしているのだろうか。
悪影響が…早期改正へ
「金英蘭法の問題点として、特に農畜産の農家が困難な状況にあるとの指摘がある」
聯合ニュース(日本語電子版)によると、韓国の与党セヌリ党の李賢在(イ・ヒョンジェ)政策委員長が2月17日、国会で開かれた政府との物価点検会議で、こう説明し、金英蘭法の早期改正を求めた。政府は「早期改正に向けて努力する」との姿勢を示したという。
聯合ニュースは別の記事で、政府関係者が飲食接待費の上限を現行の3万ウォンから5万ウォンに引き上げることを示唆したことを明らかにした。政府は、厳しすぎる制限が国内景気に悪影響を及ぼしているとみて、内需活性化のためにこうした方針を固めたというのだ。
現在、外部機関や所管機関が新法が経済に及ぼす影響を調べており、政府はその結果を踏まえ、上限の変更を決める方針で、早ければ3月はじめに施行令を改正することを検討しているという。
新法施行以降、飲食業界にも影響が出るなどして一部の業種から改正を求める声が上がっていたという。
成果もあった
金英蘭法は、公務員や議員、教師、記者ら(配偶者も含む)が職務に関連して3万ウォン(約2900円)を超える飲食接待を受けることなどを禁じている。贈り物ならば5万ウォン(約4900円)、慶弔費などは10万ウォン(約9800円)の金額の上限を設定しており、適用対象は400万人程度と推定される。
違反者は提供した側も受けた側も授受額の2~5倍の罰金を科される。1回に100万ウォン(約9万8000円)、年間計300万ウォンを超えれば、職務に関連していなくても懲役3年以下の刑などが科される。
韓国社会にはびこる不正や汚職につながる癒着を断ち切るため接待や付け届け文化を根本的に変え、ダッチペイ(割り勘)文化を築こうというのが法の趣旨だという。法の必要性を提起した国民権益委員会の金英蘭委員長(当時)の名を取って通称名で呼ばれるようになった。
違反の申告者には最高2億ウォンの報奨金を支払う制度のほか、違反摘発が国家財政に貢献したと認められれば別途最高30億ウォンも支払われる。このため小型カメラなどを駆使して一獲千金を狙う人たちが登場し、金英蘭法とパパラッチを合わせた「ランパラッチ」という造語も誕生した。
成果もあったようで、聯合ニュースは、保護者が教師に提供していた金品や、製薬会社が大型病院の医師に供与していたリベートがほぼなくなったとする国民権益委の話を伝えている。
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