17/01/28 19:02:57.18 CAP_USER.net
「従軍慰安婦」被害を象徴する「平和の少女像」を制作した韓国の彫刻家夫妻が24~27日、沖縄県内
を訪れた。金運成(キムウンソン)さん(52)と妻の(〓1)(〓2)(ソギョン)さん(51)。韓国民として
芸術家として被害の実相を明らかにしようと少女像を造り、さらに視野を広げるため初めて沖縄に足を
運んだ。沖縄戦の激戦地やガマ、米軍基地の現状を見て回り、(〓1)(〓2)さんは「非常につらいこと
を経験した人の魂を感じた」、運成さんは「困難な状況、悲しみがある」と語った。
(写真)
URLリンク(www.okinawatimes.co.jp)
▲ 従軍慰安婦問題について「被害者の視点から正義ある解決ができることを望む」と話す金運成さん
(左)と(〓1)(〓2)さん夫妻=25日、読谷村内
夫妻は韓国の市民団体の企画で訪れ、立命館大学の徐勝(ソスン)特任教授も同行。糸満市の
喜屋武岬や平和祈念公園、米軍普天間飛行場を望む宜野湾市の嘉数高台と佐喜眞美術館、読谷村
のチビチリガマ、彫刻家・金城実さんのアトリエなどを訪れた。
少女像を巡っては昨年末、釜山の日本総領事館前に設置され、日本政府は対抗措置として駐韓大使
を一時帰国させるなど日韓の政治問題化している。
この状況について(〓1)(〓2)さんは「私たちの国に私たちの意思で被害の真実を明らかにする作品
であり、誰もそれをやめさせることはできない。一方的な撤去要求にハルモニ(おばあさん)たちも
ショックを受けており、新たな加害に直面している」と述べた。
何よりも大事なのは、元慰安婦の女性の気持ちだという。「自分たちの子どもたちの未来のために闘う
ハルモニが亡くなる前に、きちんとした謝罪をしてほしい」と訴えた。
また、2人は韓国民の怒りの矛先は日本政府だけでなく、しっかりした謝罪と解決がないまま2015年
12月に合意を結んだ韓国政府にも向かっているとも指摘した。
現状に心を痛めつつも、(〓1)(〓2)さんは「朝鮮半島も沖縄も戦争が続いている。芸術家として、
平和の懸け橋になるための活動をしていきたい」と決意。両国の友好や未来に向け、民衆レベルでの
交流が大切だと話した。
※(注=〓1はへんが「日」でつくりが「暑」)
※(注=〓2は「日」の下に「火」)
ソース:沖縄タイムス
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