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【ソウル=桜井紀雄】潘基文前国連事務総長が25日、韓国・ソウルでメディアとの討論会に出席し、次期大統領選への出馬について「昨年12月に決心した」と述べ、出馬への固い意志を改めて示した。憲法改正は「大統領選前に行わなければならない」とも強調し、5年の大統領任期の短縮や再選に道を開くための改憲の必要性を訴えた。
ただ、どの政党から出馬するかについては、「韓国が危機から抜け出すのに同じ考え方の人たちと一緒に仕事ができる」とだけ述べ、明言しなかった。
潘氏が大統領になっても朴槿恵政権など保守政権の延長にすぎないとの批判に対しては、国連事務総長として国外におり、「李明博政権でも朴政権でも働いたことがない。国のために仕事をしてきた」と朴政権と距離を置く姿勢を示した。
潘氏は慰安婦問題をめぐる2015年末の日韓合意発表後に「高く評価する」と表明し、左派系メディアから追及を受けている。これについては、20年以上の懸案で日本の首相の謝罪や日本政府からの資金拠出を引き出したことを歓迎したものだと弁明。「被害者の恨(無念さ)を解くものでなければならない」と再協議に含みを持たせた。
日韓合意後の発言について執拗に質問する記者を指して「悪いやつだ」と漏らしていたことも問題視されたが、討論会の席上で謝罪した。
潘氏は今月12日の帰国後に支持率の上昇が期待されたが、自らを「進歩的な保守主義者だ」と称し、保守、革新両陣営をにらんだ曖昧な態度をみせてきた。このため、最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表との支持率の差が逆に広がっている。
URLリンク(www.sankei.com)
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韓国メディアとの討論会に出席した潘基文・前国連事務総長=25日、ソウル(共同)
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潘基文・前国連事務総長(ゲッティ=共同)