17/01/19 21:38:37.86 CAP_USER.net
日本政府が韓国に怒ったのは当然だが…
韓国が釜山の日本大使館前に少女像を設置したのは、僕もけしからんことだと思う。日本政府が怒って、韓国政府に抗議したのはもっともだ。
もともと慰安婦の問題は、一昨年12月に「最終的かつ不可逆的な決着をつける」ことが日韓両政府の間で合意された。そして、韓国政府が設立した元慰安婦を支援する財団に対して、日本政府から10億円が支払われた。
この日韓合意に対して、韓国では世論の反発が強く、昨年12月に釜山の日本総領事館前に慰安婦を象徴する少女像が設置された。このような動きに日本政府は怒り、在韓大使と釜山の総領事を帰国させた。
実は、一昨年の日韓合意前からソウルの日本大使館前に少女像が設置されていて、韓国政府が撤去することになっていた。ところが、朴大統領が不祥事で国内世論の強い批判を浴び、ついには弾劾訴追されて、職務停止に陥ってしまった。そんな状況でソウルの少女像はそのままとなり、その上、釜山にも慰安婦問題を象徴する少女像が設置されたのだから、日本側が怒るのも無理はない。
日本のリベラル系の新聞は「日韓関係を大事にするために、もっと慎重にやれ」と言うけれど、僕は怒ること自体はいいと思う。
だが、在韓大使と釜山の総領事を帰国させたのは、結果的に失敗だったといえる。なぜなら、大使を日本に帰国させてしまった場合、韓国に帰任させるきっかけをつかむのが難しいからだ。
今年は韓国で大統領選が行われる年だ。選挙に勝つためには、与党も野党も日本に厳しいことを言わないといけない。釜山の少女像を撤去するなんて言ったら、選挙で負けるに決まっている。
韓国の世論は、日本に厳しい。大統領選に与党から立候補