17/01/17 19:57:38.83 CAP_USER.net
日米両国が、韓国に「究極の踏み絵」を迫る－。釜山の日本総領事館前に、日韓合意やウィーン条約に反する慰安婦像が新設された問題で、「対中強硬路線」を明確にし、２０日に就任するドナルド・トランプ次期米大統領の動向が注目されている。韓国の大統領選で、中国や北朝鮮に近い「極左政権」ができる可能性が高いため、トランプ政権が韓国に厳しい姿勢を取りそうなのだ。隣国は自由主義陣営で孤立化するのか。
「韓国政府も（一昨年の慰安婦をめぐる）日韓合意を履行していく立場には変わりない。尹（ユン）氏の発言はこうした韓国政府の立場に沿ったものだ」
岸田文雄外相は１４日、韓国の尹炳世（ユン・ビョンセ）外相が、慰安婦像撤去を求める日本側の主張に理解を示したことについて、地元・広島で記者団にこう語った。
外交摩擦を極端に嫌う外務省のトップらしい慎重な発言だが、「ポスト安倍」候補としては赤点ではないか。どうして、国際社会のルールを破った韓国に対し、「慰安婦像を撤去しろ」「日韓合意を守れ！」と強く言わないのか。これでは、日本国民の怒りは収まりそうにない。
ＮＨＫが１０日公表した世論調査では、駐韓大使らの一時帰国、日韓スワップ協定再開の協議中断などの対抗措置について、「評価する」が５０％で、「評価しない」は９％だった。圧倒的多数が、隣国への強硬姿勢を支持している。
日本の一部メディアは先週末、「駐韓大使、来週にも帰任」「首相帰国後に最終判断」と報じたが、韓国政府が具体的対応をしないうちに帰任させれば、韓国国民は「やっぱり日本人は口だけだ」と勘違いしかねない。
官邸周辺は「外務省や、親韓派の自民党幹部は『早期帰任』を主張しているようだが、安倍首相や麻生太郎副総理兼財務相らは『ボールは韓国にある。慌てる必要はない』といった雰囲気だ。日韓合意では『慰安婦像の新設は合意違反』という共通認識があった。韓国は、日本と米国の信頼を裏切った。安易に早期帰任させれば、日米韓の外交関係に禍根を残す。安倍内閣の支持率下落も避けられない」と語る。
ただ、「韓国内にも『日韓合意を守るべきだ』という理性的な声もある。韓国を『反日』で一枚岩にさせるのではなく、分断するためにも駐韓大使の帰任は必要」という意見も、官邸にはあるようだ。
夕刊フジ
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