17/01/16 20:50:59.61 CAP_USER.net
【ボゴール(インドネシア西ジャワ州)時事】
安倍晋三首相は15日午後(日本時間同日夕)、インドネシア・西ジャワ州のボゴール宮殿で、ジョコ大統領と会談した。
両首脳は中国が軍事的活動を拡大させている南シナ海問題で連携強化を確認。首相はインドネシアの沿岸警備能力向上や
離島開発を積極的に支援する方針を伝えた。
南シナ海問題で、両首脳は「法の支配や紛争の平和的解決の重要性」を確認。両国の外務・防衛担当閣僚会議(2プラス2)を
今年中にジャカルタで開催し、具体的な協力について協議していくことで一致した。同会議は2015年12月に東京で開かれて以来となる。
また、海上自衛隊の救難飛行艇US2などの輸出を念頭に、首相は防衛装備品・技術移転協定の締結交渉加速を呼び掛けた。
中国漁船の違法操業事案のあった南シナ海・ナツナ諸島周辺での水産分野の協力も提案した。
首相は新規の経済協力として、海岸保全やかんがい施設整備のため、円借款を含め総額約740億円の供与を表明。
また、既存鉄道(ジャカルタ-スラバヤ間)の高速化支援や、昨年5月に合意した西ジャワ州の新港整備を加速させる考えも伝達した。
日本は15年にインドネシア高速鉄道計画の受注競争で中国に敗れた経緯があり、他のインフラ支援で巻き返しを狙う。
時事ドットコム (2017/01/15-23:24)
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