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【ソウル時事】韓国紙・世界日報は１６日、朴槿恵大統領の親友、崔順実被告の国政介入事件などを調べている特別検察官チームが、慰安婦問題をめぐる２０１５年末の日韓合意に、崔被告が関与しているかどうか捜査していると報じた。
世界日報によると、日韓合意をめぐり、崔被告と在日韓国人の日韓関係専門家が影響力を行使した、と李丙※（※王ヘンに其）大統領秘書室長（当時）が語ったとみられている。李氏と専門家の食事に同席した人物が、特別検察官チームに情報提供したという。
専門家は韓国に一時帰国中の１４日、同チームの事情聴取を受け、「合意に崔氏が介入したか」を尋ねられた。これに対して「李氏と個人的に食事をしたことはない」とした上で、疑惑を否定した。
一方、特別検察官チームは１６日、同紙の報道を受け、「（専門家と）事前接触した事実だけはある」と発表し、同チームが専門家を聴取したことは認めた。（2017/01/16-11:48）