16/12/21 21:07:26.23 CAP_USER.net
韓国人のがん罹患率（人口10万人当たりの新規がん患者数）が3年連続で低下した。また、がんになっても7割が5年以上生存し、事実上、完治していることが分かった。
韓国保健福祉部（省に相当）と国立がんセンターが20日に発表した資料によると、がん罹患率は2014年が289.1人（男性312.4人、女性282.9人）で、11年に324.9人となって以降、3年連続で下落した。
がん罹患率が300人を割り込んだのは09年以降、初めて。治療の必要のないわずかな腫瘍（しゅよう）まで見つけ、「過剰診断」との批判が起きていた甲状腺がんの患者が大幅に減少したことが原因だ。甲状腺がんの罹患者数は3万806人で、前年（4万2823人）に比べ28.1％減った。また、大腸がんは3.2％、胃がんは1.6％、肝臓がんは1.0％、それぞれ減少した。男女を合わせて罹患者が最も多いがんは甲状腺がんで、次いで胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、肝臓がん、前立腺がんと続いた。
一方、直近5年間（2010－14年）のがん患者の5年相対生存率は70.3％に達した。01－05年の5年間と比べた生存率は、前立腺がんが80.3％から93.3％、乳がんが88.5％から92.0％、大腸がんが66.6％から76.3％、胃がんが57.7％から74.4％と、いずれも上昇した。国立がんセンターのイ・ガンヒョン院長は「韓国のがん治療レベルが大きく向上し、早期診断が行われるようになったことで生存率が上がった」と話している。
金成謨（キム・ソンモ）記者
朝鮮日報／朝鮮日報日本語版
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