【コラム】「朝鮮史研究会」への告発 反日イデオロギーにとらわれた歴史研究[12/12]at NEWS4PLUS
【コラム】「朝鮮史研究会」への告発 反日イデオロギーにとらわれた歴史研究[12/12] - 暇つぶし2ch1:ねこ名無し ★@\(^o^)/
16/12/12 18:01:27.75 CAP_USER.net
 20年以上前、韓国・ソウルに留学していた頃のこと。仲良くなった在日韓国人3世の友人に「うちの家族は、強制連行されて(朝鮮半島から)日本にきたわけじゃないから」と告白された。大事なことを告げるような口調で。
 「ふーん」と思った。そういう人もいるよねと。ただ、彼女にとっては、世に流布されている「在日は、朝鮮半島から強制連行された人々の子孫」という間違ったレッテルが重荷だから、日本人である私にそう告白したのだと思う。
 思い起こすと、小中の社会科や道徳の授業で、もしくは教科書に書いていなくても担当の教師から「日本に住む在日韓国・朝鮮人は、日韓併合により朝鮮半島から強制連行された人やその子孫だ」と教えられてきた。だから、何となく在日の大半がそうだと思い、同情と罪の意識が入り交じったような気持ちになっていた。
 しかし、事実は異なり、多くは職を求めたり朝鮮国内での差別を逃れたりといった理由で、自らの意志で日本に渡ってきた人々だ。第2次大戦末期、徴用で日本にきた人は終戦直後にほとんどが半島に帰っている。
 「強制連行」「創氏改名の強制」「従軍慰安婦」など、19世紀後半から20世紀前半にかけて、日本が朝鮮半島および朝鮮人に対してやってきたことに対しては、ことごとく負のイメージがつきまとい、日本人自身も日本社会も、それが史実のように思ってきた。
 なぜ、そのような思い込みが生まれたのか、不思議に思っていたところ、その理由の一端を解き明かすような本に出合った。11月に出版された北朝鮮経済の実情をデータから分析した学術書『北朝鮮経済史 1910-60』(知泉書館)だ。著者は、長年アジアの経済発展を研究する木村光彦・青山学院大教授。
 木村教授は、アジアの開発経済を専門にする木村教授は、ソ連の崩壊後、ロシア公文書館で公開された資料を基に『旧ソ連の北朝鮮経済資料集』を平成23年に発表。ベールに包まれた北朝鮮経済を解き明かす一級の資料を提供している。
 この『北朝鮮経済史 1910-60』の巻末には、木村教授自身が所属する学会「朝鮮史研究会」への“告発文”と読める文章を「補章」として掲載されている。
 同会が極めて北朝鮮寄りの政治性とマルクス・レーニン主義の歴史観を有し、日本学術会議の協力学術研究団体でありながら、実証的な歴史書編纂(へんさん)をしてこなかった過去と現在についての“告発”だ。
 例えば、同研究会が昭和49(1974)年に出版した『朝鮮の歴史』(三省堂)だ。同書は、古代から現代までを記した朝鮮半島通史でありながら、「反日イデオロギーと情緒的日本断罪論」に終始。同研究会の活動は、教育現場にも大きな影響を与えてきたとする。
 また、同じく朝鮮史研究会が編集した歴史書に、昭和61(1986)年発行の『入門 朝鮮の歴史』がある。教職員向けのガイド本だが例えば、従軍慰安婦についての記述はこうだ。
 《朝鮮各地から強制的に狩り集められた若い女性たちが遠くはビルマ戦線から中国大陸、南洋諸島などに送り込まれ、日本兵士を『慰安』する肉体提供者として利用された。日本軍と行動をともにした彼女たちは戦死、病死、自殺に追いこまれ、生きて帰った人はまれであったといわれる。その数は確認できないまま今日にいたっているが、十数万人にのぼったといわれている》
 朝日新聞がかつて誤って伝え、今現在、韓国で信じられている“従軍慰安婦”の内容とほぼ同じ。強制の根拠となる事実や数字の裏付けがないまま一方的に綴られている。
 同会は日本の朝鮮史研究者を網羅し、数百人の会員がいる。日本の朝鮮半島史の専門家集団が、これらの言説を広めていれば、当然、韓国人も信じるだろう。朝鮮半島の歴史研究は、戦前も戦後も世界中で最も日本人が熱心に取り組んできたからだ。
 韓国人自身の研究が活発化するのは1980年代中盤の民主化以降。しかも、民族主義的抵抗史観に立脚し、歴史の実相をみるのは不向きだ。
 同会が編者となった「朝鮮の歴史」は新版になり、2010年代も増刷を続けている。日本と朝鮮半島の近現代史を、日本や韓国で真面目に勉強すればするほど、実相から離れていく。そんな負の連鎖はもう終わりにしたい。(M)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)


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