16/12/08 17:49:23.58 CAP_USER.net
日韓合意に基づき、日本政府は私たちの血税から10億円も拠出して韓国の慰安婦財団に送りました。ところが、韓国はソウルの日本大使館前にある慰安婦像をいまだに撤去していません。
それどころか、韓国内では合意後も慰安婦像が次々に設置され、50体近くになります。さらに海外の姉妹都市にまで建てようとするから迷惑千万です。受け入れ側も単純に平和像とダマされるので困ったものです。
今年は危うく、欧州初の慰安婦像が建ちそうになりました。昨年、韓国・水原(スウォン)市と姉妹都市の提携をしたばかりのドイツ・フライブルク市が狙われました。同市の市長は、水原市訪問時に韓流の大歓迎を受けて気を良くしたのか、慰安婦像の提案をいったん受け入れました。それも12月10日の国連世界人権宣言記念日に除幕式をすると発表したのです。
これが9月に報じられると、私たち「なでしこアクション」には、ドイツ各地の女性からメッセージが届き始めました。
「ドイツの報道は韓国に同情しており、ドイツ人は何の疑いもなく信じている。日本の主張を理解してもらうのは容易ではありません」「2児の母として(事実無根の慰安婦像が)設置されてしまうと思うと声を挙げざるを得ません」「とんでもない! 世界人権デーに日本人の人権が侵害されるなんて!」
日本の姉妹都市も、すぐ反応しました。
フライブルク市の姉妹都市である松山市は、像設置計画の中止を要請しました。水原市の姉妹都市である福井市は市長訪問中止を発表しました。日本の自治体は、慰安婦問題をこじらせることにならぬよう、第三国での像設置に毅然と反対を表明したのです。
こうして、フライブルク慰安婦像計画は発覚から3週間で中止に追い込まれました。
実は、海外の公有地に建っている慰安婦像は、米カリフォルニア州グレンデール市の1体だけです。カナダやオーストラリアにも像はありますが、すべて韓人館などの私有地内です。像を設置しようとする韓国系団体は公有地を狙っています。最近は中華系団体も運動に加わり、世界各地に慰安婦像を建てようと今も活動中です。
ソウルの日本大使館前の慰安婦像の撤去が実現すれば、韓国の姉妹都市からの平和像設置提案を受け入れる都市は無くなり、海外の慰安婦像計画は少なくとも公有地においては鎮まるでしょう。
日本政府は像を直ちに撤去するよう、韓国政府に断固として要求してください。それができなければ、日韓合意と10億円は、一体何の意味があるのでしょうか。
朴槿恵(パク・クネ)政権から新政権に代われば、文書化されていない口約束の日韓合意は簡単に破棄され、10億円は戻ってこない可能性が十分にあります。
■山本優美子(やまもと・ゆみこ) 「なでしこアクション」代表。上智大卒。保守系活動にボランティアで関わるうちに慰安婦問題は女性が取り組むべきと考え、2011年に「正しい歴史を次世代に繋ぐネットワーク~なでしこアクション」を立ち上げ、代表となる。海外の邦人女性とも連携し、対外発信、国連対策にも取り組む。
著書に『女性が守る日本の誇り-「慰安婦問題」の真実を訴えるなでしこ活動録』(青林堂)、共著に『国連が世界に広めた「慰安婦=性奴隷」の嘘-ジュネーブ国連派遣団報告』(自由社)など。
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
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ソウルの慰安婦像