16/12/04 18:06:58.74 CAP_USER.net
ロシアのプーチン大統領が、日露首脳会談（１５、１６日）を見据えて揺さぶりをかけてきた。岸田文雄外相が訪露して、北方領土問題を含む平和条約締結に向けた安倍晋三首相の親書を手渡そうとしたが、何と２時間近くも待たされたのだ。
プーチン氏は「遅刻魔」として知られるが、来日時にも非礼を繰り返すなら、「経済協力ゼロ」で応じた方がいいのではないか。
岸田氏は２日午後（日本時間同日夜）、ロシア西部サンクトペテルブルクでプーチン氏と会談した。
プーチン氏は、南米ペルーでの安倍首相との会談に触れ、「双方は、互いに興味がある、すべての問題について接触を拡大するとの安倍首相の提案を実行すべく、ともに仕事をしている」と語った。
岸田氏は「大統領来日で平和条約締結問題を含む政治、経済など幅広い分野で成果を得るべく、ラブロフ外相と詰めの話をしたい」と表明した。
領土返還交渉の突破口を開く期待が持たれた会談だったが、プーチン氏の大遅刻で１時間５０分遅れで始まった。加えて、会談直前になって、ロシア側から会談の同席者を４人から３人に減らすように要請があり、欧州局長が入れない事態になった。
プーチン氏の遅刻歴は尋常ではない。ただ、「意図的に遅れて、会談のペースを握る高等テクニック」という見方もある。
実は、安倍首相は昨年９月、米ニューヨークでの首脳会談で、プーチン氏を待たせたことがある。ともかく、狡猾なプーチン氏の揺さぶりに動揺することなく、日本は国益を貫くべきだ。
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岸田外相（右）との会談で、威圧感をみせるプーチン大統領（左、ＡＰ）
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プーチン露大統領の主な遅刻歴