16/11/24 17:50:25.20 CAP_USER.net
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一筋縄ではいかないロシアのプーチン大統領（ＡＰ）
ロシアのプーチン大統領が“クセ球”を投げてきた。
ペルーでの２０日（日本時間２１日）の記者会見で、北方領土について「国際文書でロシアの主権があると承認された領土だ」と明言し、安倍晋三首相との１９日（同２０日）の首脳会談で、北方４島での「日露の共同経済活動」について話し合ったことを暴露したのだ。ロシアを簡単に信じてはならない。
プーチン氏は会見で、戦後７１年たちながら、両国間で平和条約が結ばれていない状態を「時代錯誤であり、両国関係の発展を阻害している」と述べつつ、「平和条約（締結）への道は簡単でもない」といい、早期の条約締結の可能性に対し否定的な見通しを示した。
ロシアはこれまでも「共同経済活動」を閣僚や事務レベルでは提案してきた。日本はこれに対し、ロシアの管轄下で活動に参加することは、ロシアの実効支配を強めると拒んできた。
ただ、岸信夫外務副大臣は２１日夜のＢＳフジの番組で「（領土の帰属問題が）解決できるのであれば、１つの協力の形としては十分あり得る」と語った。ロシアの主権を認めない形なら可能性はゼロではないようだ。
プーチン氏が今回、安倍首相との一対一での会談内容を一方的に明かしたことについて、官邸周辺では不信感が広がっている。
来月のプーチン氏来日を前に、日露両国の神経戦が続いているが、経済協力の「食い逃げ」だけは阻止すべきだ。
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