【西日本新聞】日韓 草の根交流50年 在留邦人らでつくる「SJC」 緊張の政府間 橋渡しも[11/21]at NEWS4PLUS
【西日本新聞】日韓 草の根交流50年 在留邦人らでつくる「SJC」 緊張の政府間 橋渡しも[11/21] - 暇つぶし2ch1:ねこ名無し ★@\(^o^)/
16/11/21 17:43:12.04 CAP_USER.net
 ソウル中心の在留邦人や日系企業でつくる「ソウルジャパンクラブ(SJC)」(理事長=三木篤行・韓国三井物産社長)が今年、前身のソウル日本人会の発足から50年を迎えた。政治に翻弄(ほんろう)されながらも、邦人同士の親睦だけでなく、イベントなどを通じて草の根レベルで日韓関係を深める役割を果たしてきた。
 (ソウル曽山茂志)
 「君へのラブソング、歌うよこの声がかれようとも」-。ソウルの会社員鄭至根(チョンチグン)さん(33)の甘い声がホールに広がると、自然に拍手が巻き起こった。日本の会社員5人組が、韓国の人気グループ「ビッグバン」の歌を呼吸の合ったダンスととも披露すれば、客席も一緒にノリノリ-。
 10月末、ソウルで開催された日韓カラオケ大会。予選を勝ち抜いた22組が出場し、得意の歌を熱唱した。SJCが主催し、今年で14回目。大会での入賞をきっかけにデビューした韓国人もいるほどレベルも高い。
 立命館アジア太平洋大学(大分県別府市)に留学していた鄭さんは「日韓の文化を共有する機会はまだ多くないので、参加できて良かった」と満足げ。日本の5人組の一人、北九州市出身の牛神慧史さん(28)は「私たちが韓国の歌や言葉を勉強すると、(会社の)韓国人スタッフも喜んでくれる」と話した。
 ■毎年開催の祭り
 2003年から3年間、SJC理事長を務めた高杉暢也さん(74)(元韓国富士ゼロックス会長)には、忘れられない光景がある。ソウル市街を練り歩く秋田の竿灯や青森のねぶた。日本の迫力ある祭りに見入る韓国の観客が自然に掛け声を合わせ、踊り始めた。
 両国は国交正常化40年の05年を「友情年」として、9月に初めて「交流祭り」を開催した。しかし、この年も竹島問題や小泉純一郎首相(当時)の靖国参拝で両国間には微妙な雰囲気があり、年間約800件予定した関連事業のうち、100件近くが順延や中止になった。
 屋外の祭りで不測の事態も心配されたが、取り越し苦労だった。以来、SJC会員がボランティアとして中心になって支えながら、祭りは形や会場を変えて毎年開催。14年は尹炳世(ユンビョンセ)外相が突然開会式に現れ、当時の駐韓日本大使と初めて会談した。高杉さんは確信する。「祭りという気楽さが両国を引き寄せる。たかが祭り、されど祭りです」
 ■頭打ちの会員数
 国交正常化50年の歩みとともに組織も拡大してきたSJCだが、このところは会員数が頭打ち気味だ。法人も個人も会員数はピークだった14年から2年連続で減った。関係悪化に加え、中国や東南アジアの台頭で日本の対韓国投資が減少していることも背景にある。
 「政治と経済は別といっても、関係が良いに越したことはない」と三木理事長。最近は日系企業で韓国人を登用する代わりに、日本人駐在員を減らす動きもあるようだ。ただ、外務省によると昨年(10月現在)の韓国在住の日本人は約3万8千人で、4年で25%も増えた。国際結婚などで女性が増えているという。
 SJC顧問で在韓歴35年のジャーナリスト黒田勝弘さん(75)は「企業やサラリーマンだけでなく、主婦や学生といったさまざまな日本人にもっと目配りできるような組織になれば、さらに存在感が高まるのではないか」と指摘する。
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【ワードBOX】ソウルジャパンクラブ(SJC)
 日韓国交正常化翌年の1966年に発足した日本人会と、67年発足の経済団体、日本商工会、72年発足の日韓共同出資の企業でつくるジョイントベンチャー会が97年に統合して発足。今年10月時点の会員は、個人1816人、法人404社。ソウル日本人学校も運営する。
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)
日韓カラオケ大会で、韓国の人気グループの歌を息の合ったダンスとともに歌う日本の会社員5人組=ソウル
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)
SJCでは、日本人駐在員らが寄贈した2千冊以上の書籍を無料で貸し出している=ソウル


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