16/11/12 11:38:54.20 CAP_USER.net
“食の格付け”で知られるフランスの「ミシュランガイド」のソウル版がこのほど発表された。アジアでは日本(東京、京都、大阪)、中国、シンガポールに次いで4カ国目とか。世界に110店しかない最高評価の三つ星に2店が選ばれたと、マスコミは喜んでいる。
星をもらった24店の一覧表が新聞に出ていたが、韓国料理店が13店で残りは洋食や中華で和食は1店だけ。三つ星をもらった2店は韓国料理だが旧市街のいわゆる老舗ではない。和食のすし店をはじめ筆者にとっては知らない店がほとんどで、行ったことがあるのは韓国料理のわずか2店だけだった。
その2店もそうだが、韓国料理はいわゆる“宮廷料理”なるものを含め、高級になればなるほど“赤離れ”する。つまり赤い唐辛子を使わない料理がほとんどなため、韓国のイメージがわかず韓国料理を食った気がしないのだ。専門家にいわせると辛くて赤いのは大衆料理や家庭料理であって、もともとちゃんとした料理は辛くないのだとか。
それに韓国料理の本来のスタイルはお膳に多くの皿をのせたものだったはずだが、最近の高級店はコース風に1品ずつ出てくるので面白くない。「お膳の脚が折れるほど」というのも韓国料理の“味覚”だったのに。(黒田勝弘)
URLリンク(www.sankei.com)
URLリンク(www.sankei.com)
URLリンク(www.sankei.com)
ミシュランガイド・ソウル版発刊について記者会見するミシュラン・グループのベルナール・デルマス副社長(ミシュランコリア提供)