16/11/09 06:15:56.57 CAP_USER.net
URLﾘﾝｸ(img.recordchina.co.jp)
URLﾘﾝｸ(img.recordchina.co.jp)
写真は在中外国人。
2016年11月1日、スペイン紙エル・パイスは、中国で10月から外国人を対象とした等級分けが始まったと報じた。
等級はA～Cの3つで、中国人力資源社会保障部によると、A級はイノベーション能力のある優秀な人材、B級は管理や技術などの分野で短期的な欠員を補充する人材、C級は臨時性、季節性の高い、技術を有しないサービス業などに従事する労働者、となる。A級は当局がとどまることを希望する外国人だが、B級は場合によっては人数が制限されることもあるといい、C級は入国や就労が厳しく制限される可能性があるという。
ただ、同部は具体的にどのような人がその等級に属するか、C級に割り振られた外国人がどのような制限を受けるのかについては明らかにしていないという。等級はどのような基準で分けられるのかについて、同紙が少ない情報を基に分析したところによると、「収入」「教育レベル」「中国での就労年数」「中国語レベル」「年齢」「居住地」の6項目を基に0～100点の点数で評価し、85点以上がA級、60～84点がB級、59点以下がC級となるようだ。
どの項目がどの割合で反映されるかは分かっていないが、記事は「収入や教育レベル、中国語レベルが高ければ高いほど点数が高いことは想像できる」とし、「外国人の少ない未発達の地域に居住している人の方が、都市部にいる人よりも高得点が与えられるだろう」と予測している。ただ、情報が少ないためにあくまで憶測だとしている。北京市在住のある英語教師は、「なんとかB級に振り分けられたい。そうでなければ、ビザ延長の申請が地獄のように大変になる」と話しているという。
この新しい居留許可制度はまず北京や上海など9省・都市で施行され、来年4月に全国に拡大するとのこと。2010年に行われた第6回人口調査で在中外国人は60万人と報告されたが、現在は大幅に増加しているとみられる。（翻訳・編集/北田）
URLﾘﾝｸ(www.recordchina.co.jp)