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朴大統領の年内訪日は厳しい状況に 日韓合意履行への支障懸念 (産経新聞) - Yahoo!ニュース
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韓国の朴槿恵大統領は、年内に東京での開催が予定されている日中韓首脳会談に出席する見通しだったが、機密資料の漏洩疑惑のため、朴氏の外交日程の調整は事実上、停止状態にあり、就任後初の訪日は実現不透明となっている。
韓国紙、朝鮮日報(31日付)は、10月29日の閣僚懇談会で「今後の首脳外交の日程に支障が出る可能性がある」との報告があったと報じた。韓国政府当局者は、日本政府から12月初めまでの首脳会談を呼びかける連絡があったことを認めつつ、「出席の可否はまだ伝えていない」という。韓国政府内では「現状では大統領の出席は難しい」との見方が出ている。
外交筋によれば、朴氏は北朝鮮の核やミサイルの問題に対し、日中韓首脳会談で協力して対処するよう日中に呼びかける構えだったという。その実現も怪しくなってきた。
朴氏の訪日が実現しない場合、日韓関係改善の流れに微妙な影響を及ぼしそうだ。韓国政府は日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の早期締結の意思を示しており、11月1日に締結に向けた日韓の協議が再開する予定だ。だが機密漏洩疑惑による韓国内政の混乱で今後、締結に影響が及ぶ可能性もある。
また、昨年12月の慰安婦問題をめぐる日韓合意に基づき、日本政府が韓国の財団に10億円を拠出し、元慰安婦らへの支援金支給は始まっている。だが、韓国国内では現在も野党などが合意そのものに反対しており、韓国側の合意履行への支障も懸念される。
朴氏が黄教安首相を交代させる意向との情報もあり、大統領の「代理」の訪日も危うい状況だ。韓国側に余裕はなく、朴氏の任期中の訪日さえ実現しないことも予想される。(ソウル 名村隆寛)