16/10/12 08:45:49.86 CAP_USER.net
目を覚ませ 在日韓国人たち(2) 迷いが混乱を生み、活力失う
反共民主主義に忠実だった時代、民団は輝いた
われら韓国人、在日韓国人は誰なのか。そして、われわれは今、なぜ混乱し不安なのか。韓国社会が今極度の混乱に陥っている原因は明確だ。建国からの68年間、国家は建設したのに、国の主人たる国民がまだ育てられていないためだ。何よりも、71年前に強いられた南北分断という根源的矛盾をまだ克服していないからだ。
1959年12月28日に出港した第3次北送船(小島晴則氏撮影)
個人であれ国家であれ、目標がなければ迷い葛藤することになる。もちろん、大韓民国には明確な国家目標がある。いうまでもなく、北韓解放・自由統一だ。韓国社会の葛藤は、この明確な目標を否定することに起因する。
韓国社会の今日の混乱、特に理念葛藤は、解放直後に似ているとよく指摘される。そのとおりだ。今の混乱の淵源は分断をもたらした解放空間である。1945年8月15日、植民地朝鮮に解放が突然訪れてきた。強大な軍国主義日本が降伏したのだ。自力で近代国家を建設する能力が備えられる前に解放がやってきたのだ。まったく準備されていないまま迎えた解放は当然混乱した。どういう国を建てるべきかについて具体的なビジョンと合意はなかった。
軍国主義から解放されたのは、植民地朝鮮と朝鮮人だけではなかった。日本国民も軍国主義から解放された。日本社会は敗戦の衝撃があまりにも大きすぎたため、その事実を感じなかっただけだ。明確に感じなかったとして�