16/09/29 10:28:58.17 CAP_USER.net
4年後の五輪開催を巡る問題、そしてまさに今ホットな話題になっている築地市場の豊洲移転問題と、日々問題の絶えない日本の首都・東京。この程中国の大学などが発表した都市の住みやすさランキングではアジア太平洋100都市の中で1番を獲得した。中国メディア・中国網が28日報じた。
ランキングを発表した「アジア太平洋都市クリーン発展報告」は、北京師範大学アジア太平洋クリーン発展センターが中国やシンガポール、米国、ロシア、オーストラリアなどの研究機関の専門家とともに作成し、先日出版されたものだ。記事は、同報告が環境的な住みやすさ、経済の豊かさ、社会の包容力、グッド・ガバナンス、国の繁栄という5つの尺度から総合的に評価を行ったものであると説明している。
そして、総合指数で東京が1位に、韓国・ソウルが2位に入ったことを紹介。3位以下のトップ10は順にニューヨーク、ワシントン、シドニー、シンガポール、サンノゼ、ヒューストン、ウェリントン、オタワだったことを伝えた。また、中国内地で最高位は上海の15位で、首都北京は21位だったとしている。
なお、環境的な住みやすさではワシントンが、経済的な豊かさではニューヨークが、社会の包容力ではソウルが、グッドガバナンスではシドニーがそれぞれ1位を獲得。東京はまさに「総合力」で全体のトップに立つ形となったようだ。環境面では米国とオーストラリアの都市が、社会の包容力では中国の都市が上位を独占するといった偏りも見られた。
自国の研究機関が主体となって発表した報告の中で、北京が東京やソウルから大きく水を開けられているという結果を出した点から、正直さと謙虚さが窺い知れるだろうか。中国の都市がこれから順位を上げていくには、やはり「環境に優しいクリーンな街づくり」を進めていくことが最重要課題と言えそうだ。(編集担当:今関忠馬)
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