16/09/22 13:44:54.20 CAP_USER.net
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複数の周辺国が領有を主張することで、南沙諸島にある太平島(Itu Aba Island)に設置された軍事基地の衛星画像が、
Google Mapを通じて公開されていることが判り、台湾当局がGoogleに対して、モザイク化などの措置を講じることを求めたことが判った。
Google Mapで太平島の映像を見ると、島の全体に及ぶ滑走路、また、防波堤を備えた港が構築されていることが判るものとなっており、
最近問題化している南沙諸島の軍事要塞化の動きは、中国に限ったことではないことが判るものとなっている。
Google Mapの画像を見た限りでは、太平島に構築中の台湾の軍事基地の規模ははっきりとは判らないが、
この問題を最初に伝えたReutersによると、太平島の埠頭は、3000トンクラスの軍艦の係留能力を有した本格的なものとなっているとしている。
これまで米国政府は、中国に対して、南沙諸島の軍事要塞化は、この地域の安定を損なうものとなるとして一貫として反対の姿勢を堅持してきた。
しかし、今回、米国政府の基本政策に反して、中国だけでなく、台湾までもが南沙諸島の軍事基地化を進めていることが明らかとなったことは、
南沙諸島をめぐる係争関係はより一層、複雑さを増す可能性が強まってきたこととなる。
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