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中国人漫画家が語るSEALDsの後継団体誕生 (C)孫向文/大洋図書
こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。
2016年8月15日、安保改正反対団体「SEALDs」が解散しました。SEALDsは安保改正に伴う集団的自衛権反対以外にも沖縄米軍基地移転反対、アルバイトの最低賃金上昇などさまざまなデモを行った実績があり、
彼らの解散とともに若年層の左派・リベラル系活動は一気に沈静化すると思われましたが、SEALDs解散からわずか12日後の8月27日に「AEQUITAS」という団体が貧困バッシング批判を目的としたデモを主催しました。
僕は以前Twitter上にSEALDsの解散後に後継団体が誕生すると書き込んだのですが、どうやらその予想は的中したようです。
■貧困女子高生問題は仕込みか?
今回のデモ活動は、現在ネット上で話題となっている「貧困女子高生」に対する誹謗中傷を批判するもので、社民党の福島瑞穂議員(60)、作家の雨宮処凛氏(41)らも参加しました。
デモ隊は貧困改善、差別反対をうたったプラカードをかかげ新宿市街地を行進しましたが、貧困女子高生のニュースが報道されたのはデモ開催日のわずか1週間前であり、今回のデモは報道以前にあらかじめ予定されていたように感じました。
16年に入ると「JK8」という貧困を訴える女子高生数名が組織を設立したことが日本共産党のホームページに掲載されています。つまり、貧困女子高生のニュースや今回のデモ活動はAEQUITASと共謀したJK8のアピール活動の一環だと僕は推測しています。
AEQUITASの活動を見ていると、僕は「共産主義」を連想します。同団体のシンボルマークは握りこぶしをかかげたものですが、これは「Russian Fist」と呼ばれる共産主義のシンボルマークと酷似しています。
また今回のデモ時、「富の再分配」、「生活苦しいヤツは声をあげろ」というスローガンが掲げられましたが、これは毛沢東が行った「農民武装起義」(農民の武力によるクーデター)政策と同様のものです。
■共産党は貧困を賛美した
第二次大戦後、中国国内は再び共産党軍と国民党軍による内戦状態に突入しましたが、毛沢東は財産を持たない農民たちに対し農民武装起義をかかげ、資本家に対する反逆を扇動しました。
こうして農民たちによる反逆活動が、共産党政権が誕生する原動力となったのです。
農民武装起義による「土地改革」の結果、資本家たちの土地は次々と国有化されて共産党の下に没収されました。
僕の祖父は先祖代々受け継がれたわずか10m2程度の農地を所有していたのですが、ある日公安に逮捕され1週間程度監禁された挙句、農地を国家に奪われたのです。財産を持つことを罪とみなすAEQUITASの思想は当時の共産党の思想に近いと思います。
貧困層の支持により設立された共産党政権下では、「貧困は誇り」という思想が蔓延し、もともと持っている財産はおろか労働の対価で得た報酬すら「悪」とみなす風潮が発生しました。
僕の母親が学生のころは、クラスメイトより少しでも高価な私物を持っている学生は、ただちに摘発され「問題児」とみなされたそうです。問題児は教室の前に立たされクラスメイトたちから「資本家め!」、「富は罪だ!」と一斉に罵倒されます。
また当時の中国の学校内には「清貧模範賞」という賞が設けられ、校内で一番貧しい学生を表彰したり、企業では社員の三代前までの家系が調査され、
仮に先祖に資本家がいる場合は「罪人の子孫」と見なされ、重要なポストに就任することができないという下らない政策が行われていたのです。富の保有を徹底的に否定する当時の中国の風潮は、儲け第一主義と化した現在の中国とは真逆のものです。
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