16/08/13 22:06:41.58 CAP_USER.net
ドゥテルテ大統領は11日、太平洋戦争で旧日本軍に性的暴行を受けたフィリピン人元慰安婦の問題を日本政府との間で議題に上げると示唆した。大統領が元慰安婦問題に触れ、日本政府との協議の可能性について言及するのは異例。
これを受け、元慰安婦支援団体「リラ・ピリピナス」のレチルダ・エクストレマドゥーラ代表は、問題や元慰安婦たちの要求を大統領に直接伝える場を設けるよう比政府に求めた。
大統領は同日夜、ミンダナオ地方ダバオ市で開かれた記者会見で記者の質問に応じ、機会があれば問題について日本政府と話し合うと明言した。
一方で、元慰安婦たちが日本政府に求めている公式謝罪や賠償については、
「『損害の代償をもらいに来ました』などと言いながら話し合いの場に行っても何も始まらないだろう。そういった考え方で臨んでも強い反発を受けるだけだ」と述べ、言及しない方針を示した。
大統領の発言に対し、エクストレマドゥーラ代表はマニラ新聞の電話取材に応じ、
「大統領は元慰安婦の問題についてまだ十分に理解していない。まずはわれわれと話す機会を持ち、意見を聞いてほしい」と述べ、比政府に近く対話の場を設けるよう申し入れる方針を示した。
リラ・ピリピナスは12日午後、15日の終戦記念日に先立って首都圏パサイ市の在比日本大使館前で抗議集会を開き、あらためて元従軍慰安婦への公式謝罪と賠償を日本政府に求めた。
集会には元慰安婦3人と支援者ら計約50人が集まり、小雨が降る中、約1時間プラカ