16/08/02 00:09:06.54 CAP_USER.net
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▲キム・ギュジョン慶北（キョンブク）大人文大学教授
1991年8月14日は韓国現代史に一線を画した日だ。今は故人になったキム・ハクスン、ハルモニが「私は日本軍慰安婦であった！」という事実を天下に知らせた日だからである。
日帝の足かせから解放されていつのまにか半世紀が流れた時点に出た「日本軍慰安婦」発言は衝撃そのものだった。何と20万の花のように美しい韓国女性たちが戦場に引きずられて行って性のオモチャに転落した歯ぎしりする事件がその日、はじめて世の中に知らされたからだ。
政府樹立後43年ぶりに明らかになった日帝の蛮行はキム・ハクスン、ハルモニでなければ、まだ隠蔽されていた可能性が高い。
李承晩（イ・スンマン）-朴正煕（パク・チョンヒ）-全斗煥（チョン・ドゥファン）-盧泰愚（ノ・テウ）とつながったこの国の権力者らはこれまで何をしたのか？!正しい政府だったら、過去の己の国の国民が体験した凄絶な極限の恥辱と死と苦痛を一つ一つ記録して歴史に残さなければならなかった。どれほど多くの人々が徴兵と徴用、挺身隊に引きずられて行ったのか、韓国政府は正確な統計を持っているのか？!
屈辱的な韓日協定の対価5億ドルで日帝の蛮行を隠したパク・チョンヒの凶悪は再言を要しない。わずかな金5億ドルで日帝強制占領期間全体を赦免する愚かさ！今、そのような事件が繰り返されている。去年12月28日「日本軍慰安婦問題を最終的かつ不可逆的に解決した」と公言した韓国外交の大惨事が進行しているからである。慰安婦当事者を排除した外交当局者らの会見文に刻まれた「最終的かつ不可逆的解決」とは？!
問題になったのはたったの‘10億円’で慰安婦問題を解決しようとする韓国政府の没歴史的なふるまいだ。従軍慰安婦で一生苦痛を受けたハルモニたちには一言半句の意見照会もなしに‘稲妻の火で豆を焼いて食べるよう’に素早く合意文に印鑑を押した外交部の姿勢は非難されて当然だ。
合意文の発表後、平和の少女像は韓日間の争点になった。少女像撤去を要求する日本とあいまいな姿勢を取ってきた韓国政府。真に顔が赤くなるシーンではないか。どの様な名分でも少女像移転や撤去はありえない。平和の少女像はすでに歴史だからだ。帝国主義戦争に犠牲になった女性たちの人権と民主主義意識を高揚する時代の象徴だからである。
さらに進んで少女像は韓国人だけの象徴物ではなく、日帝の蛮行の被害をこうむった中国や東南アジアの慰安婦女性たちの象徴でもある。平和の少女像が韓国だけでなく、世界のあちこちに立てられることによって、この様な蛮行の再発防止を促す意味がある。政府当局の責任ある姿勢と措置を促す。
ソース：大邱新聞(韓国語) 「平和の少女像、すでに歴史だ」
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