16/07/29 02:02:06.96 CAP_USER.net
政府、「和解・癒し財団」の発足を強行
被害者キム・ボクトンさんの政府批判
挺隊協なども財団の強行に強く反発
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大学生十数人が28日午前、ソウル中区バビエンで予定された「和解・癒し財団設立理事長の記者懇談会」を控えて懇談会場を奇襲占拠し、12.28韓日合意の無効を主張するデモを行っている。彼らはすぐ警察によって連行された
「政府が作った財団も何も、全部必要ありません。私たちは日本にきちんと謝罪してもらいたいだけで、はした金がほしいわけではありません。大統領は私たちのこのような思いをあまりにも知らなさすぎるのではないですか。
どうしてここまで財団を推し進めることができるのですか」
政府主導の「和解・癒し財団」が正式に発足した28日、日本軍慰安婦被害者ハルモニ（お婆さん）のキム・ボクトンさん（90）はハンギョレとの電話インタビューで、こう言いながら声を荒げた。
同日、ソウル麻浦（マポ）区にある挺身隊問題対策協議会（挺対協）の憩いの場で、フェイスブックの中継を通じて財団の記者会見を見守ったというキムさんは、「数十年間『慰安婦』被害者ハルモニが積み上げた成果を政府が台無しにしている」としながら、嘆いた。
大邱(テグ)に滞在しているイ・ヨンスさん（89）さんは「どうせ和解・癒し財団は、私たち（慰安婦被害者ハルモニ）の道ではないから、私たちが歩いていた道で行こう」としながら、気持ちを引き締めようとしていた。
挺対協とナヌムの家などをはじめとする日本軍慰安婦被害者支援団体は同日、「慰安婦」被害者たちの意向を無視して政府主導で財団が発足したのに対し、大きく反発した。
特に彼らは同日、キム・テヒョン財団理事長が「ナヌムの家」を訪問した事例に言及しながら、「財団の設立に賛成する被害者がいる」と主張したことを強く批判した。
ナヌムの家のアン・シングォン所長は同日、ハンギョレとの電話インタビューで、「6月28日にキム・テヒョン理事長などが挨拶に来たが、当時、イ・オクソンさん（90）が12・28合意は過ちだとはっきり言った」としながら、
「キム理事長が『歴代政権にできなかったことを今回の政権がよくやった。日本が犯罪事実を認めたら補償をするのだろう』などと言ったが、これは被害者たちに対する共感や人権意識も無視した発言だった」と指摘した。
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慰安婦支援財団の和解・治癒財団が公式に発足する28日午前、ソウル西大門区バビエンスイートでキム・テヒョン理事長（右から3番目)、ユン・ビョンセ外交部長官（左から2番目）、カン・ウンヒ女性家族部長官（右から二番目）をはじめとした委員たちが、
看板の除幕式を行っている
挺対協をはじめ、「平和の少女像全国連帯」、「平和蝶ネットワーク」の活動家と財団の設立に反対する市民約50人は同日午前、和解・癒し財団の扁額の除幕式が行われたソウル中（チュン）区巡和（スンファ）洞バビエンⅡの前に集まり、
財団発足に対する反対の声を高めた。彼らは亡くなった慰安婦被害者ハルモニたちの写真を手にしていた。
慰安婦問題を最初に証言した故キム・ハクスンさんをはじめ、故カン・ドクキョンさん、故カン・スンエさん、故キム・スンドクさん、故ファン・クムジュさんと、生存しているキル・ウォンオクさん（88）やキム・ボクトンさん（90）、
イ・オクソンさん（90）の証言が一時間以上の街に鳴り響いた。
「こうして歴史に何を残そうとするのですか。日本に死ぬほど謝ってもらっても足りないのに、悔しくて悲しくて、私たちはどうやって生きていけばいいですか。汚いお金なんか必要ありません。心から謝罪してもらいたいということです。私の青春を返してください」
というファン・クムジュさんの生前の叫びは、ある学生の声を通じて街に響き渡った。
挺対協のユン・ミヒャン代表は「和解と癒しはお金でできるものではないだけに、市民が参加して作る『正義記憶財団』を通じて『慰安婦』問題の解決に向けた努力を続けていく」と明らかにした。
パク・スジン記者
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