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宇都宮氏出馬会見 一問一答
毎日新聞 2016年7月11日
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野党統一候補とは「真摯に話し合う」
??税金の無駄をなくすとは、具体的にはどういうことか。舛添前都知事の政策の継承については。
まず無駄の問題は、舛添前知事の問題の一つは、公用車の私的利用や、高額な海外出張ですね。高額な海外出張はまさに都民の税金を使ってやっているわけですから、改善しなければいけない。無駄を省く対象になると思います。その問題については、舛添、猪瀬、石原都政から続いてきた問題ではないかと思う。やはり税金を使った海外出張のあり方、公用車の使い方については、都民目線で変えていかなければならない。
税金については、2020年に五輪がありますが、すでに都は施設準備の関係で2400億円の負担をすることになっています。これがどれだけ膨れあがるか分からない。これを全部つぎこめば、待機児童問題は一気に解決します。石原、猪瀬都政で都営住宅は新規に建設されていないが、同じ2400億円で2万戸近くの都営住宅が建設できます。五輪はできるだけコンパクトにして、浮いたお金を都民の暮らし、福祉に使いたいと考えています。
これまで、道路や鉄道、港湾をつくるとか、さらに都心部に集中的な再開発をするとか、こういうことが中心の都政になっています。舛添都政の場合は、五輪中心の政策、外交だったと思うが、それと都民が今、待機児童がいっぱいで子供を預けられない、特別養護老人ホームに入れない、高い授業料で大学に入れない、こういうことにどちらかといえば目が向かなかった。道路や都心部の再開発については一度チェックして、本当に必要な開発かどうか、見直さなければいけないのではないかと考えます。
自治体の最大の任務は住民福祉の増進。そこをなおざりにした道路の建設は、住民が反対運動をしているようなところについては、よく住民の話を聞く、現地を視察して、一つ一つ再点検する必要があると考えています。そういう形で無駄を省いていきたい。
??これまで、都知事選に2回立候補しているが、これまでより票を上積みするような政策的な変化はあるのか。
宇都宮氏 基本的な政策は変わっていません。重視するのは都民のための都政。この訴えが、少しずつ都民に浸透しているのではないかと感じています。猪瀬(直樹)さん、舛添さんと2代続く政治と金の問題についての都知事の辞任に、都政についての不審、失望が都民に広がっています。町を歩いていると、よく声をかけられます。「舛添さんが福祉のプロだというから(1票を)入れたのに。宇都宮さんが今度出たら入れるよ」と言われます。
1、2回目の票数は大体同じだが、得票率が違います。2回目の選挙は前日が大雪で、投票率は50%を切っています。1回目の投票率で(2回目を)換算すると、135万票くらいで前進している。今の感触としては、2回目よりさらに良くなっていると感じています。都知事選に3回出た候補者がこれまでいたかどうか分からないが、私自身も鍛えられてきました。その分、運動の輪が広がっています。
??野党統一候補が擁立された場合、取り下げる可能性は。
宇都宮氏 野党統一候補が決まるというのが前提のようですが、参院選があったので私たちはぎりぎりまで待って、告示まであと3日もないので正式に会見しています。この後、野党に私たちも支援要請に行きたい。野党に支援を働きかけていくつもりです。これまで参院選があったので、働きかけをしてこなかったのですが、仮に野党の統一候補が他の人に決まった場合は、真摯(しんし)な気持ちで相談させていただきたいと思っています。
続く
(スレタイの内容は>>2にあります)