16/07/11 22:23:08.17 CAP_USER.net
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中国との蜜月関係を失った朴大統領(聯合=共同)
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韓国配備が決まったTHAAD(ロイター)
米軍の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」を在韓米軍に配備することを受け入れた韓国。激怒した中国やロシアが報復措置に乗り出すとみられ、朴槿恵(パク・クネ)政権は一段と苦境に陥りそうだ。
THAADのレーダーの探知距離は最大1800キロになるともいわれ、自国の動向が丸裸にされかねない中国は配備に強く反対してきた。
朴大統領は2013年の就任当初から米中との等距離外交をもくろみ、米国側の配備要請に明確な回答を避けてきた。
昨年9月の北京での抗日戦争勝利70年記念の軍事パレードを習近平国家主席やロシアのプーチン大統領と並んで参観し、中露への接近を印象付けた。
しかし、ソウルの外交筋によると、今年1月に北朝鮮が4回目の核実験を行った際、北に対する強力な制裁への同意を習主席に求めようとしたが、中国側は約1カ月間、電話会談に応じず、激怒した朴氏がTHAAD配備を決めたという。
感情に従った決断の結果、中国との関係悪化は決定的となり、残り任期1年8カ月の朴氏の外交構想は事実上破綻した。
韓国が警戒するのは、貿易総額の20%を超す最大の貿易相手国である中国の経済報復だ。貿易規制や観光規制、株式・債券市場からの資金引き揚げなどが想定される。
すでにアジアインフラ投資銀行(AIIB)の韓国人副総裁も中国側の要求で更迭されたと伝えられている。
中韓問題に詳しい週刊東洋経済元編集長の勝又壽良氏は
「中国が報復に乗り出せば、低迷する韓国経済にさらなる打撃となる。朴政権の外交戦略は失敗したといわざるを得ない。一方で中国にとっても、12日の南シナ海をめぐるハーグ裁定を控え、孤立化が一層進むことになる」と指摘した。
ロシアもロシア東部へのミサイル配備を検討しており、韓国が東アジア地域の不安定化の引き金を引いた形だ。
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